出版社内容情報
フィクショナルな世界の想像は人間の歴史とともにあったが、近年では、フィクショナルな世界と現実世界との関わりがより複雑になりつつある。それを代表するのが、バーチャルな表現や存在である。その中には、いわゆる「バーチャルリアリティ」だけでなく、バーチャルユーチューバーという表現者や、AIが生成した芸能人の架空の写真も含まれる。このような新しいタイプの表現や存在は、社会の中でどのように受け入れられるべきだろうか。バーチャルな表現や存在はさらに、そうした現実的な問題にとどまらず、表現論・コミュニケーション論や存在論の再考すら迫っている。
【目次】
第1章 バーチャルリアリティとコミュニケーション――ハーフリアル、アバター、プレゼンス【松永伸司】
1 予備的な整理
2 現実か虚構か――バーチャルリアリティの存在論
3 プレゼンスとはどういう経験か
4 コミュニケーションメディアとしてのバーチャルリアリティ
第2章 バーチャリティに対峙する〈法〉――キャラクター・アバター・メタバース法学【原田伸一朗】
1 バーチャル児童ポルノ
2 バーチャルYouTuber
3 バーチャル空間
4 おわりに――〈法〉のバーチャル化?
第3章 VTuber の本性にどのようにアプローチするか――“VTuber の哲学”への批判的コメンタリー【高取正大】
1 VTuber とその文化の概説
2 VTuber を哲学的に研究することの意義について
3 VTuber の存在論的考察
4 より美学的な観点からの考察
5 おわりに――VTuber をめぐる哲学的考察はどのように進められるのがよいか?
第4章 バーチャルリアリティにおける「形」――三木清の構想力をめぐって【成瀬 翔】
1 リアリティとは何か―サールの社会的現実の理論
2 三木清の”構想力の論理“と世界形成の力
3 経験の多層化と日常の揺らぎ―AI時代の三木清
4 おわりに――世界との新しいつきあい方
責任編者解題
引用・参照文献
責任編者・執筆者紹介
索 引
内容説明
フィクショナルな世界の想像は人間の歴史とともにあったが、近年では、フィクショナルな世界と現実世界との関わりがより複雑になりつつある。それを代表するのが、バーチャルな表現や存在である。その中には、いわゆる「バーチャルリアリティ」だけでなく、バーチャルユーチューバーという表現者や、AIが生成した芸能人の架空の写真も含まれる。このような新しいタイプの表現や存在は、社会の中でどのように受け入れられるべきだろうか。バーチャルな表現や存在はさらに、そうした現実的な問題にとどまらず、表現論・コミュニケーション論や存在論の再考すら迫っている。
目次
第1章 バーチャルリアリティとコミュニケーション―ハーフリアル、アバター、プレゼンス(予備的な整理;現実か虚構か―バーチャルリアリティの存在論;プレゼンスとはどういう経験か;コミュニケーションメディアとしてのバーチャルリアリティ)
第2章 バーチャリティに対峙する〈法〉―キャラクター・アバター・メタバース法学(バーチャル児童ポルノ;バーチャルYouTuber;バーチャル空間;おわりに―〈法〉のバーチャル化?)
第3章 VTuberの本性にどのようにアプローチするか―”VTuberの哲学”への批判的コメンタリー(VTuberとその文化の概説;VTuberを哲学的に研究することの意義について;VTuberの存在論的考察;より美学的な観点からの考察;おわりに―VTuberをめぐる哲学的考察はどのように進められるのがよいか?)
第4章 バーチャルリアリティにおける「形」―三木清の構想力をめぐって(リアリティとは何か―サールの社会的現実の理論;三木清の『構想力の論理』と世界形成の力;経験の多層化と日常の揺らぎ―AI時代の三木清;おわりに―世界との新しいつきあい方)
著者等紹介
長田怜[オサダリョウ]
浜松医科大学医学部総合人間科学講座 准教授
松永伸司[マツナガシンジ]
京都大学大学院文学研究科 准教授
原田伸一朗[ハラタシンイチロウ]
静岡大学学術院情報学領域 教授
高取正大[タカトリマサヒロ]
高崎経済大学 非常勤講師
成瀬翔[ナルセショウ]
岐阜大学地域科学部 非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



