出版社内容情報
化合物命名法は,IUPAC(国際純正・応用化学連合)の勧告に原則として則るのが国際的なルールである.だが命名法はその性質上,膨大で無味乾燥になりがちであり,初学者が全体像をつかむことは難しい.
本書は,日本化学会 命名法専門委員会の委員長を長く務めている著者が中心となり,最新のIUPAC命名法の要点と注意点をわかりやすくコンパクトに解説.問題も多数掲載しており,理解を深めることができる.
無機化学命名法は2005年に,有機化学命名法は2013年にそれぞれ大改訂がなされ,特に有機では化合物のIUPAC名のつけ方が大きく変更されるなどの変化があった.本書は,それら最新のIUPAC命名法の最適な入門書である.
内容説明
化合物命名法は、IUPAC(国際純正・応用化学連合)の勧告に原則として則るのが国際的なルールである。だが命名法はその性質上、膨大で無味乾燥になりがちであり、初学者が全体像をつかむことは難しい。本書は、日本化学会命名法専門委員会の委員長を長く務めている著者が中心となり、最新のIUPAC命名法の要点と注意点をわかりやすくコンパクトに解説。問題も多数掲載しており、理解を深めることができる。無機化学命名法は2005年に、有機化学命名法は2013年にそれぞれ大改訂がなされ、特に有機化合物のIUPAC名のつけ方が大きく変更されるなどの変化があった。本書は、それら最新のIUPAC命名法の最適な入門書である。
目次
1 はじめに
2 有機化学命名法(有機化学命名法の一般原則;炭化水素;ハロゲン化合物 ほか)
3 無機化学命名法(元素と周期表;主要族元素の水素化物;二元化合物 ほか)
著者等紹介
荻野博[オギノヒロシ]
東北大学名誉教授、放送大学名誉教授。日本化学会命名法専門委員会委員長。1962年東北大学大学院理学研究科修了、理学博士。専門は無機化学
笠井香代子[カサイカヨコ]
宮城教育大学教育学部教授。1996年総合研究大学院大学数物科学研究科博士後期課程修了、博士(理学)。専門は有機化学・錯体化学・化学教育
柘植清志[ツゲキヨシ]
富山大学学術研究部理学系教授。1995年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、博士(理学)。専門は錯体化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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