有機ELのデバイス物理

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  • サイズ A5判/ページ数 374p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621308653
  • NDC分類 549.9
  • Cコード C3054

出版社内容情報

 本書は社会実装が進んでいる高性能有機ELに特化したデバイス物理の専門書である。有機ELを非晶性ガラス固体として一貫して扱い、非晶性ガラス有機半導体を用いた典型的な素子構成である積層薄膜型素子を出発点として有機ELの動作原理を解説する。さらに、タンデム構造、エキサイプレックス、分子配向などの高効率化の鍵となる重要課題や、過去の書籍ではあまり言及されてこなかった有機EL特有の輝度劣化と駆動寿命の問題を取り上げる。
 有機ELの科学技術を基礎から深く学びたい研究者や有機ELの研究開発現場の技術者が、デバイス物理の原理原則の立ち位置から、新たな独自の視点を獲得する契機となる一冊。

内容説明

本書は社会実装が進んでいる高性能有機ELに特化したデバイス物理の専門書である。非晶性ガラス有機半導体を用いた典型的な素子構成である積層薄膜型素子を出発点として有機ELの動作原理を解説する。さらに、タンデム構造、エキサイプレックス、分子配向などの高効率化の鍵となる重要課題や、有機EL特有の輝度劣化と駆動寿命の問題を取り上げる。有機ELの科学技術を基礎から深く学びたい研究者や有機ELの研究開発現場の技術者が、デバイス物理の原理原則の立ち位置から、新たな独自の視点を獲得する契機となる一冊。

目次

第1部 概論(序論;有機ELに使う非晶性ガラス有機半導体)
第2部 キャリヤの物理(空間電荷制限電流としてのキャリヤ再結合と素子動作特性;非晶性ガラス有機半導体におけるキャリヤ移動;非晶性ガラス有機薄膜における電極からのキャリヤ注入)
第3部 励起子の物理(励起子生成から発光まで;励起子の拡散・移動と消滅)
第4部 先進有機ELの物理(エキサイプレックスの利用;タンデム型有機ELと素子とキャリヤの対生成の概念;非晶性ガラス有機薄膜における分子配向;真空性蒸着法による超安定化ガラス)
第5部 有機ELの信頼性(劣化メカニズムと駆動寿命)

著者等紹介

筒井哲夫[ツツイテツオ]
1969年九州大学大学院工学研究科応用化学専攻修士課程修了。1971年九州大学工学部助手、1986年九州大学大学院総合理工学研究科助教授、1995~2008年同教授。2006~2012年(独)科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業さきがけ「物質と光作用」研究総括。2011~2014年次世代化学材料評価技術研究組合常務理事。2015年~(株)半導体エネルギー研究所顧問。工学博士、九州大学名誉教授、応用物理学会フェロー

安田剛[ヤスダタケシ]
1999年九州大学理学部物理学科卒業、2003年九州大学大学院総合理工学府量子プロセス理工学専攻博士後期課程修了。2003年九州大学大学院総合理工学研究院助手、2008年物質・材料研究機構(NIMS)主任研究員、2016年~同主幹研究員。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。