出版社内容情報
本書は,Excel VBAを用いた構造最適化ソフトの作成を通して,3次元骨組の位相最適化,形状最適化,部材断面最適化の基本的な考え方を学ぶテキストです.
各章では,理論,プログラム作成法の順で解説しており,理論を学んだあとに手を動かしてプログラミングすることで,知識をしっかりと定着させることができます.作成する構造最適化ソフトでは,データ入力,解析,図の表示までを一貫して行うことができ,実際の設計にも利用可能です.
また,構造最適化ソフトの使い方は独立して解説していますので,出来上がったものをホームページからダウンロードすることで,まずは気軽にExcelで最適化手法を使ってみることもできます.
最適化手法を理解して活用したい方や,プログラミング技術,構造設計技術の向上を目指す方に最適な一冊.
内容説明
本書は、Excel VBAを用いた構造最適化ソフトの作成を通して、3次元骨組の位相最適化、形状最適化、部材断面最適化の基本的な考え方を学ぶテキストです。各章では、理論、プログラム作成法の順で解説しており、理論を学んだあとに手を動かしてプログラミングすることで、知識をしっかりと定着させることができます。作成する構造最適化ソフトでは、データ入力、解析、図の表示までを一貫して行うことができ、実際の設計にも利用可能です。また、構造最適化ソフトの使い方は独立して解説していますので、出来上がったものをホームページからダウンロードすることで、まずは気軽にExcelで最適化手法を使ってみることもできます。最適化手法を理解して活用したい方や、プログラミング技術、構造設計技術の向上を目指す方に最適な一冊。
目次
第1章 骨組構造の位相最適化(グランドストラクチャ法;グランドストラクチャの構造解析;最適化問題の定式化;数理計画法による解法;感度係数の導出;中間密度へのペナルティ;数理計画法による位相最適化プログラム;進化的手法による解法;進化的手法による位相最適化プログラム;進化的手法と数理計画法を組み合わせた方法;ハイブリッド法による位相最適化プログラム)
第2章 骨組構造の形状最適化(形状最適化とは;最適化問題の定式化ほか;感度係数の導出;数理計画法による形状最適化プログラム;力法による形状最適化;力法による形状最適化プログラム;部材長さを均一にする形状最適化)
第3章 骨組構造の部材断面最適化(最適化問題の定式化と解法;鉄骨構造の部材断面最適化プログラム;鉄筋コンクリート構造の部材断面最適化プログラム)
第4章 骨組最適化ソフトの使い方(位相最適化ソフトの使い方;位相最適化ソフトの解析例;形状最適化ソフトの使い方;形状最適化ソフトの解析例;部材断面最適化ソフトの使い方;部材断面最適化ソフトの解析例)
付録A CONLIN法
著者等紹介
藤井大地[フジイダイジ]
近畿大学工学部建築学科教授、博士(工学)(広島大学)
松本慎也[マツモトシンヤ]
近畿大学工学部建築学科教授、博士(工学)(広島大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。