出版社内容情報
待望の「動物生理学」を俯瞰する一冊
本書は、長く動物学分野で生理学の教育に携わってきた4名の著者によって、動物の生体が示す生命活動機能的側面について分子から個体のレベルまで通して理解し、さらに種の多様性について洞察を深める一助となる教科書となるよう構成された一冊.
理学部だけでなく、工学部や農学部などさまざまな学部で生物科学を学ぶ3・4年生、さらには大学院生や研究者に活用されることを想定している.
本書では最近の分子、細胞レベルの研究成果を多く取り入れ、
1章では全章の理解の基礎となる細胞の機能について
2章から4章では動物の特徴である感覚受容、運動機能、中枢神経系について
5章では生理学の理解に必要な生化学的基礎をについて
6章では循環調節、体液調節、呼吸調節、体温調節などのホメオスタシスについてを
それぞれ生理学の観点から概説した.
より専門的な内容や関連する興味深いトピックは当社HPに掲載する.
内容説明
動物の生理機能について分子から個体のレベルまで通して解説。理学、工学、農学、医学、薬学分野で生命科学を学ぶ学部生の教科書として最適。大学院生・研究者にも活用できる内容になっている。
目次
1章 細胞の生理学
2章 感覚受容
3章 運動機能
4章 中枢神経系の生理学
5章 代謝の生理化学
6章 ホメオスタシスの生理学
著者等紹介
岡良隆[オカヨシタカ]
東京大学名誉教授
神谷律[カミヤリツ]
東京大学名誉教授
久保健雄[クボタケオ]
東京大学大学院理学系研究科教授
竹井祥郎[タケイヨシオ]
東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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