天文学者とめぐる宮沢賢治の宇宙―イーハトーブから見上げた夜空

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天文学者とめぐる宮沢賢治の宇宙―イーハトーブから見上げた夜空

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  • サイズ 46判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621307342
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1044

出版社内容情報



谷口 義明[タニグチ ヨシアキ]
著・文・その他

渡部 潤一[ワタナベ ジュンイチ]
著・文・その他

畑 英利[ハタ ヒデトシ]
著・文・その他

内容説明

日本を代表する作家、宮沢賢治。思い描いた理想郷“イーハトーブ”のモチーフになったといわれる、自然豊かな岩手県に生まれ、透き通るような夜空を眺めながら育った彼は、宇宙をどのように見つめていたのだろうか。代表作『銀河鉄道の夜』をはじめ、彼の作品に描かれる宇宙は現代の天文学者が舌を巻くほど正確に描写されているという。いまから100年も前に、賢治はいつどこで天文学の専門知識を得たのか。彼の目にはいったい何が見えていたのか。賢治マニアの一面を持つ天文学者である著者が、賢治作品の中から天体写真などとともにその謎や信憑性について考察し、ときに銀河鉄道に乗りながら、わかりやすく解説していく。誰も見たことのない、宮沢賢治の宇宙をめぐる旅へ出掛けましょう。

目次

第1章 理科少年から銀河鉄道へ
第2章 銀河の発電所
第3章 宮沢賢治はなぜカシオペヤ座に三目星を見たのか
第4章 玲瓏レンズと水素のりんご
第5章 ジョバンニが銀河鉄道の中から見た、がらんとした桔梗色の空の謎
第6章 宮沢賢治は宇宙塵を見ていた―『銀河鉄道の夜』に出てくる「天気輪の柱」は対日照なのか
第7章 プレシオスの鎖の解き方
第8章 受け継がれる「見者」の系譜―天文学者→画家→作家

著者等紹介

谷口義明[タニグチヨシアキ]
1954年北海道名寄市で生まれる。すぐに旭川市に引っ越したため、幼少期の記憶は旭川からになる。北海道立旭川東高等学校卒業。東北大学理学部天文および地球物理学科第一卒業。東北大学大学院理学研究科天文学専攻、単位取得のうえ退学。放送大学・教養学部・教授。理学博士。専門:銀河天文学、観測的宇宙論

渡部潤一[ワタナベジュンイチ]
1960年福島県会津若松市で生まれる。福島県立会津高等学校卒業。東京大学理学部天文学科卒業。東京大学大学院理学研究科天文学専攻修了。国立天文台・上席教授。理学博士。専門:太陽系天文学

畑英利[ハタヒデトシ]
1955年長野県木曽町で生まれる。山梨大学教育学部卒業。放送大学大学院人間発達科学プログラム修了。日本天文学会・内地留学奨学金の支援を得て、東京大学天文学教育研究センター・木曽観測所で勤務。理科教員として長野県内の小中学校勤務。2016年よりアイスランドを拠点にオーロラ撮影。2019年より現代美術家協会写真部門所属天体写真家。東京、名古屋、大阪にて天体写真の個展開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わっふる

3
こうやって、天文学観点から一つ一つ解説してもらうと「お〜」と感動してしまう。今までモヤモヤってしてたんだけど、賢治とシュタイナー、共通点多いよね。この本を読んでますますそう思うようになった。2023/07/04

0
天文学者の眼で読むと、ただ綺麗な言葉というだけでなく、ちゃんと理にかなっていることに感動。2025/01/26

とおりもん

0
銀河鉄道の夜は子どものころ読んであまりに独創的でちんぷんかんぷんだったのですが、これを読んだ今なら楽しく読める気がします。カラー写真も多くて楽しめた。ただ(作者もその自覚はあるが)なんでも天体現象にこじ付けすぎでは。2023/01/11

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