出版社内容情報
「体験設計」は読んで字のごとく「体験」を「設計(デザイン)」するものであり、すべての人が体験して、経験を得るすべての事や物に関与できると考える。自らの感性で自らの思いを形として外に表そうとする創造行為はアートだが、誰かに何らかの目的をもって、何かの経験を提供しようとする創造行為はすべての人が行っている体験設計といえよう。
本書ではビジネスの未来を見据えた設計(デザイン)の視点に基づいた思考を手掛かりに、「体験設計」についての考え方や実践するうえでのマネージメント的な視点などを提示。後半では「ビジョン提案型デザイン手法」の新しいフレームワークを中心に解説し、例題を通じて、ツールなどを紹介しつつ理解を深めていく。更には、この体験設計を実際に行って生まれた事例を紹介する。
内容説明
誰かに何らかの目的をもって、何かの経験を提供しようとする創造行為はすべての人が行っている体験設計である。本書では、ビジネスの未来を見据えた設計(デザイン)の視点に基づいた思考を手掛かりに、「体験設計」についての考え方や実践するうえでのマネージメント的な視点などを提示。後半では「ビジョン提案型デザイン手法」の新しいフレームワークを中心に解説し、例題を通じて、ツールなどを紹介しつつ理解を深めていく。
目次
1 ビジネスの未来デザイン
2 デザイン的思考の経営
3 価値創造のためのデザイン的思考
4 求められる価値創造の戦略
5 これからの設計方法論
6 体験を設計する9つの視点
7 体験設計の実践プロセス
8 体験設計の例題
9 体験実装のための9ヵ条
10 体験設計マネージメント
11 体験設計の実践を支援する活動
12 実践事例の紹介
著者等紹介
〓橋克実[タカハシカツミ]
株式会社ホロンクリエイト代表取締役、ホロンズ株式会社代表取締役。千葉大学工学部工業意匠学科卒。株式会社GKおよび株式会社デザインアネックス副社長を経て1994年より現職。法政大学非常勤講師、芝浦工業大学非常勤講師。一般社団法人体験設計支援コンソーシアム代表理事。一般社団法人日本人間工学会アーゴデザイン部会部会長、公益社団法人かながわデザイン機構理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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