薬の現象学―存在・認識・情動・生活をめぐる薬学との接点

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薬の現象学―存在・認識・情動・生活をめぐる薬学との接点

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  • サイズ A5判/ページ数 193p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621306901
  • NDC分類 499
  • Cコード C1047

出版社内容情報

「薬を飲む」とは,
「薬が効く」とは,どういうことなのか

薬剤師として,
気鋭のEBM研究者として,
薬の社会教育者として,蓄積してきた
「薬と生活」「薬とその効果」をめぐる科学哲学.

エビデンスを踏まえつつ
薬に関する非科学的・非合理的な側面を言語化し,
根源的な問いについて思索する
存在・認識・情動・生活をめぐる
珠玉のエッセイ

内容説明

「薬を飲む」とは、「薬が効く」とはどういうことなのか。薬剤師として、気鋭のEBM研究者として、薬の社会教育者として突き詰めてきた「薬と生活」「薬と効果」をめぐる科学哲学。エビデンスをふまえつつ薬に関する非科学的・非合理的な側面を言語化し、根源的な問いについて思索する存在・認識・情動・生活の珠玉のエッセイ。

目次

1部 存在―夜空には何が「ある」のか(薬に効果が「ある」といったときの「ある」について;薬剤効果の感覚質 ほか)
2部 認識―解釈に対する眼差し、あるいは正当性の論理(情報が表しているもの;メディアとバイアスとスピン ほか)
3部 情動―臨床をめぐる中動態(薬を飲まない・飲めない問題;生活の中の依存と医療 ほか)
4部 生活―医療と暮らしのはざまで(日常と非日常をめぐる変化の中で;淡い西陽が差し込む午後の病棟で ほか)

著者等紹介

青島周一[アオシマシュウイチ]
医療法人社団徳仁会中野病院薬剤師。2004年城西大学薬学部卒業。保険薬局勤務を経て2012年より現職。特定非営利活動法人アヘッドマップ共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Iwata Kentaro

8
献本御礼。薬を飲むことの「意味」を突き詰めた本としては名郷直樹先生の著作が有名だが、本書もその系列の延長線上にある。ただし、本書は既存の書籍に比べればはるかにセンチメンタルだ。リックにルノーがそう言った如く。2022/08/18

Kyohei Matsumoto

3
薬剤師として仕事をしているから、読んでみた。非常に面白かった。僕と考えていることが似ていると思いながら読んだが、エビデンスを引いてからの哲学的な思索があったからなおさら読んでいて説得感があったなぁと。薬をめぐる様々な哲学的議論が出てきたが、その多くが、もちろん文脈によるが、案外薬はそんなに劇的には効かないという感覚だった。多分これは大学生の頃はよくわからなかったと思うけど、現場にいるとそれは何となく感じる。その中でどうやって仕事をしていくのかは、またゆっくり考えないといけないなと思いながら。2022/02/12

yutayonemoto

2
まさに「薬の哲学の冒険」であった。これまで青島さんによって語られてきたものの行間が丁寧に埋められたように感じる。単なる相対主義ではない(僕はかつて青島さんのこの相対主義的なスタンスを強く感じていた)、あらゆるものには文脈依存的な意味や価値があるということを、彼の専門である薬とそれを取り巻く現象という視点を通して多面的に記述されていた。書籍紹介という観点からも、面白い。青島さんの薬剤師の苦悩と葛藤と努力が生々しく感じられた。素晴らしい書籍を書かれたと思う。青島さんにとっての、薬の現象学である。2022/02/14

白詰カジキ

0
これを読んでなるほど、そうなのかと感銘を受ける人は医療従事者をやめたほうが良いかもしれない2024/01/09

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