出版社内容情報
安全な化学実験に必要な基礎知識と事故事例を網羅した、高校化学教員必備の一冊。
内容説明
化学の実験はとても面白い。実験には生徒を惹き付ける魅力があるが、ときに不慣れや不注意から予期しない事故が起こることがある。本書は化学教育にたずさわる読者を念頭に、安全のための情報と事故事例をまとめた書籍である。様々な実験に対応できるよう、基盤となる基礎知識と化合物のデータに多くの紙面が割かれている。事例としては、“事故例”、“事件例”など300件以上を収載しており、生々しいエピソードを通して読者は危険性を具体的にイメージすることができよう。不幸な事故を避けるために、ぜひ本書を手許において、安全に化学実験のご指導をお願いしたい。
目次
1 化学実験と事故
2 安全への配慮
3 安全な実験のための基礎知識
4 酸化反応
5 還元反応
6 典型元素―金属
7 典型元素―非金属
8 遷移元素
9 有機化合物
著者等紹介
鈴木仁美[スズキヒトミ]
1935年京都府生まれ。1958年京都大学理学部化学科卒業。1967年ロンドン大学大学院博士課程修了。Ramsay Memorial Fellow。京都大学理学部助手、広島大学理学部助教授、愛媛大学理学部教授、京都大学大学院理学研究科教授、関西学院大学理工学部教授を歴任。理学博士(京都大学)、Ph.D.(ロンドン大学)。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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