出版社内容情報
プランクがベルリン大学で1905‾1906年の冬の学期に行った講義録。熱放射に関する古典的名著。
目次
第1章 基礎事実と定義(一般;熱力学的な平衡のもとでの放射線。Kirchhoffの法則。黒い放射線)
第2章 電気力学と熱力学からの結果(Maxwellの放射線圧;Stefan‐Boltzmannの放射線則 ほか)
第3章 線形振動子による電磁波の放出と吸収(序論。線形振動子の振動方程式;周期的な平面波の作用のもとにある共鳴器 ほか)
第4章 エントロピーと確率(序論。基本法則と定義;理想的な単原子気体のエントロピー ほか)
第5章 非可逆的な放射線事象(序論。放射線事象の直接的な反転;任意の放射線場内の振動子。自然な放射線の仮定 ほか)
著者等紹介
若野省己[ワカノマサミ]
1954年京都大学理学部卒業。1961年プリンストン大学大学院博士課程修了。Ph.D.京都大学助手。1965年京都大学理学博士。1982年京都大学教養学部教授。1994年帝京大学教授。2001年帝京大学退職。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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