出版社内容情報
動的な地球の動きがわかるジオスポットが詰まった日本列島。本書では地形から日本列島を読み解く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六点
64
著者は「2度の越冬を含め、南極へは15回赴く」と後書きにある通り、自然地理学、取分け極地地理学がご専門のようである。「地球儀上の日本」に始まり「成立」「火山」「山岳地形」と続き、「自然崇拝と信仰」で終章となる。他の方のレビューにある通り、教科書的概説が続くが、話が氷河地形や氷河というか、万年雪と言うか雪渓というか、の話となると、俄然、その記述は熱を帯びる。日本の地理を概括的に捉える学部1回生の教科書としては良い本。しかし、p.204の天橋立の股覗き画像は、ひょっとしてお弟子さんを巡検の時に撮影したのかな。2022/01/14
Tomonori Yonezawa
3
地元図書館▼令和3.8.1発行、横書き▼全6章235頁+索引。地球儀から見た🇯🇵列島、🇯🇵列島の成り立ち、火山、山岳、湖水、河川。▼表紙は期待させるいい出来。写真はテカテカしない紙の頁半分くらいの大きさで雰囲気もある。▼文章、コレがねぇ、中高生の教科書に対応した参考書を読んでるような印象。ところどころで歌等の文化的なものを織り交ぜてますがこなれてません。▼無理に著者だけで作らず、「おわりに」で写真提供してくれた仲間たちにその場所を語らせて、著者がモデレーターやるとかの方が良かったんじゃね?2022/01/08
竜玄葉潤
2
表題NG本。地学の勉強本としては良いが、「巡る」部分は感じられない。それどころか、作者は現地に行っているのかと疑問に思ってしまうほど。2021/12/02
kaz
2
ブラタモリを観るときに役に立つ本。細かなところは読み飛ばし、写真を中心に眺めたが、日本の地形の不思議に興味をそそられた。図書館の内容紹介は『日本列島の成り立ちや構造を豊富なカラー写真とともに紹介。日本アルプス、富士山といった火山・山岳地帯や河川・湖のほか、火山が造り出した断崖絶壁についても丁寧に解説。地理的背景が密接に関係する文化なども取り上げる』。 2021/10/28
takao
1
ふむ2021/10/06