AIの倫理学

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  • サイズ 46判/ページ数 196p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621305881
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C1012

出版社内容情報

本書は、AIが及ぼす影響を倫理学の視点から考察し、AI社会が人間中心に発展するアイデアを提案。 

内容説明

AIを過大視する見方や悪夢のシナリオを乗り超え、具体的に人工知能がもたらす様々な倫理的疑問に対して一つひとつ丁寧に回答、受け入れ可能な統合的な見方を提示。技術的、哲学的、実践的側面がバランスよく記述され、AIやAI社会のデザインを開かれた形で人間中心なものとして発展させるためのアイデアを提案。

目次

鏡よ、鏡
スーパーインテリジェンス、モンスター、そしてAI黙示録
すべては人間のこと
ただの機械?
AIという技術
データおよびデータサイエンスをお忘れなく
プライバシーやいつも挙げられるその他の問題
責任能力を欠いた機械と説明不能な意思決定
バイアスと人生の意味
政策提言
政策立案者にとっての挑戦
気候こそが重要なのだ、愚か者!私たちの優先度、人新世、イーロン・マスクの宇宙の車

著者等紹介

クーケルバーク,M.[クーケルバーク,M.] [Coeckelbergh,Mark]
ウィーン大学哲学部メディア・技術哲学分野教授。バーミンガム大学博士。イギリス・デモンフォート大学コンピューターと社会的責任研究センター非常勤教授も兼務。1975年ベルギー生れ。国際技術哲学会会長、ヨーロッパ委員会の人工知能に関する高度専門家会議委員なども歴任。AIやロボットに関する倫理学、哲学の第一人者

直江清隆[ナオエキヨタカ]
東北大学大学院文学研究科教授。東京大学大学院理学系研究科科学史・科学基礎論専門課程博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門は技術哲学、科学技術倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mealla0v0

3
AIの倫理学の名で問われているのは、新たな技術時代において人間はどのようして責任主体であり続けるべきかという方途である。AIは高度な知能を実現していても、自らの振る舞いの「意味」を理解することはない。意志を持たないがために。したがって、人間はAIのもたらす一切の責任を負わなければならない。AIは倫理的判断能力を持たないために、現実の格差や差別をそのまま「事実」として提示してしまいかねないが、だとすれば必要なのは開発段階で倫理面を考慮することである。筆者は脱人間中心主義を唱えながらも人間の主導権を譲らない。2021/01/23

アルミの鉄鍋

1
★3.5 訳本が読みにくいが、最後の方の環境問題に絡めた内容は確かに!と思った。環境問題と叫ばれてる他方でAI使ったスーパーインテリジェンスな内容が空想されてる矛盾。なんか、もやもやしてたのはこう言うことか…とズバッと効いた。2021/06/20

ゼロ投資大学

0
AIの進化が著しい。2022年に登場したChatGPTは人間が書く文章と遜色がないテキストを素早く生成する。いずれ訪れると言われる汎用人工知能のシンギュラリティに備えるためにも、AIの倫理を議論しておくことは重要だ。本書では、人工知能がもたらす様々な倫理的疑問に対して、論点を明示して、丁寧に回答している。2023/03/01

odmy

0
「AI倫理学」というと難しそうだけど、「AIとどんな風に付き合っていけばいいか」を考察する本だと思う。人間は裸のままこれまで生きてきたのではなく技術に囲まれて生きてきたのだから、AIは競争相手ではなくむしろ協調するべき相手だ(p37)。AIとどんな関係を作っていくかは社会全体で考えていくべきことだから、技術者はもっと文系の勉強をするべきだし、文系はもっとコンピュータのことを知るべきだ(p150)といったことが述べられている。AIに関しては煽動的な本が多い中で、地に足のついた議論をしている貴重な本。2022/07/01

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