出版社内容情報
本書は、AIが及ぼす影響を倫理学の視点から考察し、AI社会が人間中心に発展するアイデアを提案。
内容説明
AIを過大視する見方や悪夢のシナリオを乗り超え、具体的に人工知能がもたらす様々な倫理的疑問に対して一つひとつ丁寧に回答、受け入れ可能な統合的な見方を提示。技術的、哲学的、実践的側面がバランスよく記述され、AIやAI社会のデザインを開かれた形で人間中心なものとして発展させるためのアイデアを提案。
目次
鏡よ、鏡
スーパーインテリジェンス、モンスター、そしてAI黙示録
すべては人間のこと
ただの機械?
AIという技術
データおよびデータサイエンスをお忘れなく
プライバシーやいつも挙げられるその他の問題
責任能力を欠いた機械と説明不能な意思決定
バイアスと人生の意味
政策提言
政策立案者にとっての挑戦
気候こそが重要なのだ、愚か者!私たちの優先度、人新世、イーロン・マスクの宇宙の車
著者等紹介
クーケルバーク,M.[クーケルバーク,M.] [Coeckelbergh,Mark]
ウィーン大学哲学部メディア・技術哲学分野教授。バーミンガム大学博士。イギリス・デモンフォート大学コンピューターと社会的責任研究センター非常勤教授も兼務。1975年ベルギー生れ。国際技術哲学会会長、ヨーロッパ委員会の人工知能に関する高度専門家会議委員なども歴任。AIやロボットに関する倫理学、哲学の第一人者
直江清隆[ナオエキヨタカ]
東北大学大学院文学研究科教授。東京大学大学院理学系研究科科学史・科学基礎論専門課程博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門は技術哲学、科学技術倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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