内容説明
本書は、歴史的、あるいは、近年のすぐれた建築を題材として、SketchUpとRevitを用いてその美しいカタチを3Dモデルでつくるためのガイドブックです。3Dモデルを作成することで、それぞれの建築の構成と図面表現を学ぶことができます。第1章から第7章ではSketchUpを用います。作成する建築物は単純なものからはじめ、徐々に複雑なものへとステップアップしていきます。建築のカタチの基本的な構成とその応用を学ぶことで、さまざまな建築のあり方を理解できます。第8章から第10章ではRevitを用います。建築図面の作成を前提とした3Dモデリングの方法であるBIMを操作しながら、建築のカタチとその図面表現の関係を学びます。ソフトウェアの操作を細部まで丁寧に解説し、初学者でも着実に建築の構成と図面表現の基礎を習得できるつくりとなっています。
目次
1章 ピラミッド―3Dモデリングの第一歩
2章 エッフェル塔―現代のピラミッド
3章 パルテノン神殿―構成の美学
4章 パンテオン―天球の建築
5章 カップマルタンの休暇小屋―巨匠の終の住処
6章 ヒアシンスハウス―夭折の詩人・立原道造のアトリエ
7章 住吉の長屋―鉄筋コンクリートの住宅
8章 箱形建築―Revitによる単純モデルのモデリングと図面表現
9章 ファンズワース邸―ガラスの家
10章 法政大学55/58館―ラーメン構造とカーテンウォールの近代建築
著者等紹介
安藤直見[アンドウナオミ]
法政大学デザイン工学部建築学科教授
石井翔大[イシイショウタ]
法政大学デザイン工学部建築学科教務助手
浅古陽介[アサコヨウスケ]
NAU建築デザインスタジオ代表取締役。法政種学デザイン工学部建築学科兼任講師。東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科非常勤講師
種田元晴[タネダモトハル]
文化学園大学造形学部建築・インテリア学科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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