内容説明
計算力学のある領域の専門家にとってあたりまえのことでも、専門外の人には理解しにくい常識的な項目をわかりやすく解説。固体、構造、流体の各解析分野を横断して取り扱い、現象をモデル化し計算するために必要となる知識や、計算結果から現象を理解するための視点、解法選択のために必要な知識などを平易に解説。例題を多数取り上げ、その数値解析結果だけでなく理論解や解析解、実験結果等もあわせて示した。
目次
始める前に押さえておこう―応力のこと
始める前に知っておこう―構造解析の初歩
構造要素による解析
例題で学ぶ弾塑性解析
例題で学ぶ構造物の座屈解析
例題で学ぶコンクリート構造物の破壊解析
振動現象とその解析
流れの現象と基礎方程式
例題で学ぶ有限体積法による非圧縮性流れの計算法
例題で学ぶ有限要素法による非圧縮粘性流れの解析
例題で学ぶ密度流と圧縮性流れ―流体構造連成問題
粒子法のいま
例題で学ぶ個別要素解析
例題で学ぶ有限要素法を用いたトポロジー最適化の基礎
V&Vを知っておこう