内容説明
ビジネスで、旅行で、留学で、大勢の人が異文化への出入りを行なっている今日、かつてないほど異文化間コミュニケーションの重要性が強調されるようになっている。善意で言ったことが侮辱と取られるなど、異文化とコンタクトする際には、自文化では予想もしなかった落し穴がある。なぜならば、異なる文化に属する人々は、異なる心理世界に住んでいるからだ。文化背景を異にする人々の行動を理解し、円滑なコミュニケーションを行なっていくうえで、本書は格好の入門書となるであろう。
目次
1 異文化間コミュニケーションの背景
2 異文化間コミュニケーションの領域
3 文化とコミュニケーション
4 非言語コミュニケーション
5 言語と文化的認識
6 言葉の中のジキルとハイド
7 カルチャー・ショック
8 より効果的なコミュニケーション
著者等紹介
鍋倉健悦[ナベクラタケヨシ]
東京都生まれ。カンサス州立大学卒業。サンフランシスコ州立大学大学院修了。専門は異文化間コミュニケーション。慶應義塾大学講師、横浜国立大学講師などを経て、現在、獨協大学教授。現在は日本における異民族間コミュニケーションの歴史を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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