内容説明
「万人の知恵、一人の機知」「神授の詞章」といわれることわざ。日頃なにげなく使っているものの、あるときふっとそれに深い意味を感じたり、なるほどうまくいったものだと膝を打ったりすることはありませんか。故事ことわざ、成句や慣用句をモチーフに、森の自然のしくみと働き、森と人との付き合い、森を介した環境問題への提言などを綴ったユニークな読みもの。長年森林を相手にしてきた生態学者が趣味も交えて語る、森林科学論・森の雑記帳です。
目次
文明の前には森林があり文明の後には砂漠が残る
金は天下の回りもの
枝葉末節
あとは野となれ山となれ
情けは人の為ならず
高山の頂には美木なし
樹あるを以て貴しとなす
目には青葉山ほととぎす初鰹
花の生命は短くて
山川草木悉皆成佛
風が吹けば桶屋が儲かる
著者等紹介
只木良也[タダキヨシヤ]
名古屋大学名誉教授。農学博士。1933年京都市生まれ。1956年京都大学農学部卒業。農林省林業試験場勤務・研究室長を経て、信州大学理学部教授、名古屋大学農学部教授、プレック研究所生態研究センター長、国民森林会議会長等を歴任。現在は京都府立林業大学校学校長、国民森林会議顧問。専門は森林生態学、造林学、森林雑学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
30
新装版 ことわざの生態学: 森・人・環境考。只木良也先生の著書。ことわざや慣用句を使って森や森林、森や森林と人間との関係、森や森林とつながる環境問題を森林生態学や森林科学の初心者でもわかるように簡単に解説している良書。森や森林の大切さや森や森林が人間や人類が直面している環境問題解決にとってなくてはならない存在であることが理解できます。2020/09/26
yoneyama
8
著者は1933年生まれ、京大農学部、1990年代に森林学に関する著作多し。信大教授。友人の父の蔵書整理でもらう。森林に関する歴史的視点を理解する。本書は1979年から2年間「林業技術」誌に連載のものを骨格に97年の退職を機にまとめ直したもの。ことわざから森林の持つ理を語るエッセイ集。黄河文明の残した砂漠、飛鳥川の変遷。登山愛好家として読む。山の中では川は生きていて、話がよく分かる。2025/10/26
いたお
0
「続」の方を読んだが出てこないのでとりあえずメモ2024/04/06
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