内容説明
本書は現代数学の最重要の概念や構造を包括的に紹介し概観する。読者は、数学的構造のパノラマおよびそれらの間の関係の概観として、あるいは抽象数学への入門として、あるいは知識をより一般的視野に置いてみるために、あるいは数学への新たなより深い観点を得るために本書を読むことができる。本書では、すべての重要な概念的数学のアイデアはある程度の努力で理解できるとして、概念と構造の動機づけと説明をし、かつ例を用いてわかりやすい解説をする。
目次
第5章 空間とはなにか?
第6章 関係のなす空間
第7章 構造
第8章 圏
第9章 トポス
第10章 諸例の復習
著者等紹介
清水勇二[シミズユウジ]
国際基督教大学教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。