目次
事故とヒューマンエラー
ヒューマンエラーとその対策
できない相談
「錯誤」というヒューマンエラー
失念
知識不足・技量不足のヒューマンエラー
違反
現場力
背後要因
コミュニケーションとチームエラー
トップの姿勢と安全文化
自己分析:ヒューマンエラーをなくしていくために
著者等紹介
小松原明哲[コマツバラアキノリ]
1957年東京生まれ。1980年早稲田大学理工学部工業経営学科卒業。現在、早稲田大学理工学術院創造理工学部経営システム工学科教授、博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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本詠み人
36
産業・組織心理学Ⅰのレポート課題の参考図書。ヒューマンエラーは誰でも起こす可能性があるから、いかにそれを防ぐか、ヒューマンエラーの種類毎の対策が書かれている。だが、レポート課題はヒューマンエラーの概説だから、対策は興味深いがサラッと読了。△2023/06/24
mft
8
何か仕事に役立つかと思って読んだが、想定されている現場と違う世界なのでちょっと難しい2021/06/25
バジンガ
3
この書籍は、職場でのミスを最小限に抑え、従業員が正確な仕事を継続的に行うための方法を学問的な枠組みを通して提供しています。著者は、実務の流れや作業手順の見直しに役立つ具体的なアプローチを提案しており、読者が日常業務において直面する様々な課題に対処するための洞察を与えています。この本は、仕事の質を向上させたいと考えている人々にとって、再読の価値がある実用的なガイドです。2024/02/25
Go Extreme
2
事故とヒューマンエラー:自己の起因源 安全マネジメント 動物園 製品事故 ヒューマンエラー・対策:不適切行為 種類と原因 できない相談:人間の能力の限界 〜にくいものをなくす 錯誤:取り違い・思い込み ミステイク 失 念:直前・直後の失念 自動処理 未来記憶 知識不足・技量不足:知識・技量不足 教育訓練計画 違反:初心者 ベテラン 規則違反と管理者の責務 現場力:レジリエンス 気づき力 先手を打った行動 背後要因:作業遂行能力・意欲 コミュニケーションとチームエラー トップの姿勢と安全文化 事故分析 2019/11/30
Haruki
2
大学生向けの教科書のような内容。 分類としては、①「できない相談」(偶発的、身体限界、心理特性等)、②意図しないエラー(錯誤、失念)、③知識・技量不足、④違反、⑤チームの意思不疎通、⑥組織の不適切、としてそれぞれについて平易な言葉、ユーモアある例を使って概説される。 マニュアルには、墨守型(強制的)マニュアル、遵守型(整理的)マニュアル、標準型(指針的)マニュアルがある。意味合いを使い分けることが大事。 エラーが起こりやすい「H」:初めて、変更、久しぶり、引継ぎ、変則、不案内、疲労、繁忙、非常事態 2020/03/03
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