35の名著でたどる科学史―科学者はいかに世界を綴ったか

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35の名著でたどる科学史―科学者はいかに世界を綴ったか

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621303702
  • NDC分類 402
  • Cコード C0040

内容説明

『プリンキピア』、『種の起原』、『二重らせん』…一度は聞いたことのある科学の名著たち。これらの名著は、科学者の業績として紹介されていることも多い。しかし、作中でどのように研究を記したかまでは、案外知られていない。本書では、科学の転換点である一六世紀から、現代へつながる科学史において、重要な名著の内容と書かれた時代背景、刊行後どのような影響を与えたのかを解説。内容とともに、華々しい科学の歴史とその裏にある、科学者たちの人間らしい一面ものぞく、科学の名著の世界を紹介する。

目次

1章 宇宙と光と革命の始まり(一六~一七世紀)(バターフィールド『近代科学の誕生』一九四九年;コペルニクス『天球の回転について』一五四三年 ほか)
2章 プリズムと電気と技術の発展(一八世紀)(ニュートン『光学』一七〇四年;ヴォルテール『哲学書簡』一七三四年 ほか)
3章 神と悪魔とエネルギー(一九世紀)(ラプラス『確率についての哲学的試論』一八一四年;デュ・ボア・レーモン「自然認識の限界について」一八七二年 ほか)
4章 ミクロと時空と宇宙論(二〇世紀前半)(セグレ『X線からクォークまで』一九八〇年;アインシュタイン「運動物体の電気力学について」一九〇五年 ほか)
5章 遺伝子と古生物学と人類の進化(二〇世紀後半)(ワトソン『二重らせん』一九六八年;セイヤー『ロザリンド・フランクリンとDNA』一九七五年 ほか)

著者等紹介

小山慶太[コヤマケイタ]
1948年生まれ。1971年早稲田大学理工学部卒業。現在、早稲田大学名誉教授。理学博士。科学史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

23
僕みたいな愚昧な人間でも、世界は原子で成り立ってることや地球は丸いことなど、昔は専門家でも知らなかったことを常識として知っている。なんだかそのことがとてもありがたいような申し訳なくなるような。「遠くを見ることができたのは、巨人の肩に乗ったからである」byニュートン2021/10/15

田氏

18
読んでいない本について堂々と語る云々な本はまだ読んでいないので堂々と語れないのだが、ここにある35の名著くらいも堂々と語れないようじゃ、1級知ったかぶり士への道は長い。そんな検定はたぶんないが、良質な知ったかぶりをDoするには、いかに的確に要所要所をつまみ食いし、仔細はさておいて全体を俯瞰し、梗概と各ファクターの繋がりを把握するかが肝である。それって突き詰めれば教養と言い換えられる気もするのだ。この世に個々が学び考えることのできるものなど芥子粒ほどもない。ゆえに自覚的に知ったかぶっていきたいのだ。誠実に。2020/06/23

讃壽鐵朗

6
実に要領よくその元となった本の一部を紹介しながら、短い開設の中に歴史上の意義を述べている。まさに私が原書は読まずに科学史を知りたいと思っていたのにぴったしであった。そもそも彼は物理学そのものをやりたかったができないので科学史に移ったというのだが、その方が彼の才能に適していたと言うことだ。2021/03/22

リュウ

4
この本は、16世紀から現代までの科学の歴史をわかりやすく書いた本だ。この本を読むと、昔にはみんなが常識だと思ってたものが、1世紀後には間違った知識として認識されるということがよくあるという部分が興味深かった。例えば、「エーテル」の存在はずっと信じられてきたが、アインシュタインによって完全否定された等である。この本を読んでると、科学は1人で発見するものではなくて、先人が発見したパーツを組みあわせて解いていく物語的な側面もあることがよくわかる。この本は、科学史を理解する上で1度読んで欲しい本である。2021/12/22

Masaru Kamata

3
16世紀に始まる科学革命以後の各分野の発展を、歴史上の科学本を題材にして整理してみせてくれる本。今では常識になっている重要な科学概念や物理量といえども、当初は眉唾物と受け取られていた例が多い。著名な物理学者ですら力とエネルギーを混同していたり、万有引力はオカルトと扱われていたり。しかし、真偽を確かめたい人達の大変な努力で実験と観察が繰り返され、遂にはその正しさが証明されて行くわけで、科学の歴史は先入観や誤った常識、既成勢力との戦いの歴史であった。地球を測った人たちは凄い。2019/10/31

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