出版社内容情報
デザイン思考アクションをチームで起こせるよう、チームの力を底上げする方法及び全員にクリエイティブ能力を発揮させる仕組みを提案デザイン思考、経営工学を学び、実際に行動するための実践書。換言すると、読者やその上司が新企画提案で不安に思う未来の不確実性に能動的に向き合ってもらうために、エンジニアとデザイナーが連携して作った、デザイン思考アクションをチームで起こすための書籍。属人性に依存するスキルではなくチーム全体の力を底上げするメソッド、及び、すべての人にクリエイティブ能力を発揮させる仕組みを提案。主な対象は、中堅企業や大企業で、製品・サービスの企画・開発に従事するビジネスマンや技術者、彼らをフォローする補助者等。デザインブレインマッピングの手法と道具により、技術起点と顧客起点、上流チームと下流チーム、デザイナーと工学屋等、従来分断気味であった双方の共創を促す環境の構築を目指す。
1 章 産業界の課題:構想力×具現化力×推進力
2 章 組織現場のお悩み
3 章 シンドローム
4 章 解決の鍵となる考え
5 章 デザインブレインマッピングで出来る事
6 章 デザインブレインマッピングのフレームワーク事例
補 遺
デザインブレインマッピングの使い方
既存手法との対比
手塚 明[テヅカアキラ]
著・文・その他
大場 智博[オオバトモヒロ]
著・文・その他
山村 真一[ヤマムラシンイチ]
著・文・その他
構想設計コンソーシアム[コウソウセッケイコンソーシアム]
監修
内容説明
自ら問いを発見、創発、合意形成。特定個人のスキルに依存せず、チーム全体の力を底上げする手法と道具。
目次
1章 産業界の課題:構想力×具現化力×推進力
2章 組織現場のお悩み
3章 シンドローム
4章 解決の鍵となる考え
5章 デザインブレインマッピングでできること
6章 デザインブレインマッピングのフレームワーク事例
著者等紹介
手塚明[テズカアキラ]
国立研究開発法人産業技術総合研究所製造技術研究部門総括研究主幹。構想設計コンソーシアム会長。東京大学工学部産業機械工学科卒業、米国ミシガン大学工学部機械系修士課程修了、東京大学工学系研究科システム量子工学専攻博士(工学)、株式会社日立製作所家電研究所、通産省工業技術院製品科学研究所、機械技術研究所等を経て現職。スタンフォード大学工学部客員研究員、国際計算力学会理事、日本計算工学会理事等を歴任。現在、デザイン思考、経営工学、計算工学を統合した構想設計マネージメントの研究開発に従事
大場智博[オオバトモヒロ]
山形県商工労働部工業戦略技術振興課主査。山形県出身。東北芸術工科大学デザイン工学部生産デザイン学科卒業後、松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)に入社。主にテレビ(タウシリーズ、ビエラシリーズ)のプロダクトデザインに従事。2011年山形県庁に入庁し、山形県工業技術センターにてデザインの分野から地域産業の振興に携わる。2018年より現職
山村真一[ヤマムラシンイチ]
株式会社コボ代表取締役社長。三菱重工業株式会社商品企画部入社。イタリアトリノ派遣・カロッツェリアにてデザインを学ぶ。三菱自動車工業チーフデザイナーとして、ギャランFTO、ランサー等の企画、デザインを手がける。素材開発から流通までトータルデザインやブランド・メーキング・プロジェクトに従事。公益財団法人日本デザイン振興会理事、Gマーク審査委員、2005年愛・地球博「日本の匠」プロデューサー等を歴任。金沢美術工芸大学非常勤講師、経産省中小企業支援ネットワークアドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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