極めに・究める・リハビリテーション<br> 極めに・究める・内部障害

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極めに・究める・リハビリテーション
極めに・究める・内部障害

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  • サイズ A5判/ページ数 141p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621303535
  • NDC分類 494.78
  • Cコード C3047

出版社内容情報

超高齢社会のリハビリテーションは重複疾患との闘いともいえる。学校ではなかなか聞けない臨床ベースの答えがこの一冊にある。超高齢社会のリハは重複疾患のオンパレード。心不全、呼吸不全、フレイルなどこれらに対処するのが「内部障害」リハ。苦手とするリハ専門職も多いという。本書は、国試クリアの先を見据えた、まったく新しい形の臨床指南書。あなたも心リハのエキスパートの声に耳を傾けてみてください。「難しくなんかない、大事なことは、本気になれるかどうかだ!」

1章  虚血性心疾患は,新規発症の病変を防ぐ
極める1 治療していない「他の血管」を見逃すな!
極める2 心リハの効果では「冠危険因子」を確認すべし 
極める3 症状は胸の痛みだけじゃない 
極める4 12誘導心電図で異常が生じた誘導と障害を受けた血管を探索せよ

2章 心不全は大元の病態を知り,リハ開始を
極める1 心不全は「診断名」ではない,必ず基礎疾患がある
極める2 体重は体調のバロメーターである
極める3 薬物治療の変更を見逃すな!
極める4 運動中は「脈拍」だけみてもダメ

3章 大血管疾患は安静時の血圧だけをみるな!
極める1  安静時だけ血圧がよくてもダメ
極める2 とにかく「息こらえ」には注意すべし!
極める3. 間欠性跛行にはトレッドミルしかない?
極める4. 手術後は血流改善が障害となることもある

4章 心臓外科手術後のリハビリでは「術前」の病態から「術後」を推察する
極める1 基礎疾患によって「術後の管理」が異なる
極める2 治療状況から心臓と肺の状態を予測せよ
極める3 酸素化障害は「呼吸介助」では解決しない
極める4  リハビリの時間以外も「体を起こす」よう働きかけるべし

5章 「循環」「呼吸」「代謝」は,生命維持の三役と心得る 
極める1 「心臓」「肺」「腎臓」は三権分立である
極める2 心臓(循環)・肺(呼吸)・腎臓(代謝)の臓器連関を知る
極める3 腎機能障害の原因は,腎臓だけではない(心腎連関を知る)

6章 HOTでは高いCO2血症に要注意! 
   透析では「易疲労感」がキーとなる 
極める1 HOTでは,酸素の使用状況を確認する
      ――「1日中?」「外出時?」「夜?」
極める2 酸素投与器具による違いをマスターする
極める3 運動中の酸素飽和度低下を見逃すな!
極める4 「透析のない日に動けるかどうか…?」で腎臓リハは決まる

7章 客観的指標+主観的指標 
極める1 カルテだけで患者の状態を決めつけない
極める2 最初のチェックは必ず血圧測定ではない
      ――「聞いて」「見て」「触れて」「聴いて」
極める3 高齢者にこそ,数値で表せる「客観的指標」を使おう
極める4 心肺運動負荷試験は運動処方の目的のみにあらず

8章 運動療法は,目的ごとに「有酸素運動」と「レジスタンストレーニング」に分け,早期に開始 
極める1 運動機器を患者に合わせて選ぶ
極める2 レジスタンストレーニングを早期に始めるべし!(目的別に種目を決める)
極める3 リハビリ室で心電計を常に装着する必要はない
極める4 リハビリ以外の活動量を増やそう

9章 生活リズムを考慮した達成できる目標設定で,寄り添う患者教育を 
極める1  指導の前に,1日の生活リズムを聴取しよう
極める2. 達成できる目標を設定しよう
極める3  「~してはいけない」という指導では継続できない
極める4 「多他職種による指導を守れているか」を確認しよう

10章 研究に基づく臨床を実践する
極める1 科学的根拠がある「評価」と「治療」を知り,患者説明に活かす
極める2 主要な臨床研究疑問・解説には,根拠を把握し答えられるようにしておく
極める3 他分野の評価や治療を取り入れる

COLUMN一覧
1 患者指導なしで退院させない! 7
2 静脈系と動脈系の違いは…? 24
3 強心薬(カテコールアミン)投与中に…,運動してよい? 30
4 大血管疾患の合併症,「PCD」と「脊髄梗塞」 40
5 起こりうる合併症 51
6 中心静脈圧の高低 59
7 年齢に左右されるCr とeGFR 70
8 呼吸不全とは…? 79
9 AT とは…? 98
10 二重積(double product;DP)…? 101
11 目的は「筋力」だけ? 112
12 やる気を出させるリハビリ 123

相澤 純也[アイザワジュンヤ]
監修

田屋 雅信[タヤマサノブ]
著・文・その他

内容説明

超高齢社会のリハは重複疾患のオンパレード。難しくなんかない、大事なことは本気になれるかどうかだ!

目次

1 虚血性心疾患は、新規発症の病変を防ぐ―狭心症(75%以上狭窄)、心筋梗塞(100%狭窄)は関係ない
2 心不全は大元の病態を知り、リハ開始を判断する
3 大血管疾患は安静時の血圧だけをみるな!末梢動脈疾患は、血流促進の運動を!
4 心臓外科手術後のリハビリでは「術前」の病態から「術後」を推察する
5 「循環」「呼吸」「代謝」は、生命維持の三役と心得る
6 HOTでは高CO2血症に要注意!透析では「易疲労感」がキーとなる
7 客観的指標+主観的指標を使いこなす
8 運動療法は、目的ごとに「有酸素運動」と「レジスタンストレーニング」に分け、早期に開始
9 生活リズムを考慮した達成できる目標設定で、寄り添う患者教育を
10 研究に基づく臨床を実践する

著者等紹介

相澤純也[アイザワジュンヤ]
東京医科歯科大学医学部附属病院スポーツ医学診療センター・理学療法技師長。1999年東京都立医療技術短期大学理学療法学科卒業、2005年東京都立保健科学大学大学院保健科学研究科修了(修士・理学療法学)、2012年東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修了(博士・医学)、同年同大附属病院スポーツ医学診療センターアスレティックリハビリテーション部門・部門長、2015年首都大学東京大学院・客員准教授、2018年現職。専門理学療法士(運動器)、NSCA‐CSCS、日本オリンピック委員会(JOC)強化スタッフ(医・科学)、日本スケート連盟(JSF)スピードスケート強化スタッフ(医学部門)等を歴任

田屋雅信[タヤマサノブ]
東京大学医学部附属病院リハビリテーション部(循環器内科心臓リハビリテーション部門)。2005年東京都立保健科学大学保健科学部理学療法学科卒業、2005年群馬県立心臓血管センターリハビリテーション課、2014年東京大学医学部附属病院(現職)、2010年群馬大学大学院医学系研究科保健学専攻・博士前期課程修了(修士・保健学)、認定理学療法士(循環)、心臓リハビリテーション上級指導士、三学会合同呼吸療法認定士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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