極論で語る消化器内科

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極論で語る消化器内科

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  • サイズ A5判/ページ数 176p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621303290
  • NDC分類 493.4
  • Cコード C3047

出版社内容情報

便秘、下痢にはじまり、消化性潰瘍、胃食道逆流症、機能性ディスペプシアの対処法や各種検査の捉え方もわかりやすく解説。消化器内科といえば 研修医の鉄板中の鉄板ともいえる。
すぐに内視鏡を依頼あるいは胃薬の処方でその場をしのいでいないだろうか。
できる内科医になるために、内科系疾患で最も頻度の高い消化管や肝胆膵疾患を診る必要がある。
本書では便秘、下痢にはじまり、消化性潰瘍、胃食道逆流症、機能性ディスペプシアの対処法や各種検査の捉え方もわかりやすく解説。

1章 消化管出血[gastrointestinal bleeding]
極論1 血行動態を何よりも(内視鏡よりも)優先させる
極論2 数分で把握する病歴と身体所見
極論3 黒色便と鮮血便の本当の意味は…?
極論4 リスク評価は経験のない若手の味方
極論5 過剰な輸血はしない
コラム1 小腸出血

2章 胃食道逆流症[GERD]
極論1 警告徴候がなければPPI,診断的治療でもPPI
極論2 PPI投与,じつは「食後」よりも「食前」
極論3 無敵のPPIにも「弱点」はある
極論4 生活指導でPPIをサポートする
極論5 GERDは胸焼けだけではない
コラム1 バレット食道

3章 消化性潰瘍[peptic ulcer]
極論1 潰瘍の原因はストレス・コーヒーよりも「ピロリ・NSAIDs」
極論2 酸分泌の抑制,これ一本で勝負!
極論3 みつかったらすぐに「除菌」
極論4 悪性病変の除外を忘れない
コラム1 HP 感染胃の内視鏡所見

4章 胆石関連疾患[gallstone disease]
極論1  癪は胆石か…? 
極論2 無症候であれば,経過観察もしない
極論3 結石がなくても胆嚢炎は起きる
極論4 急性胆管炎はとにかく狭窄の解除

5章:肝臓系検査[liver test]
極論1 「肝機能検査」という用語を使わない
極論2 肝臓系検査異常は3パターンに落とし込む
極論3 肝臓の合成能はアルブミン,プロトロンビン時間(PT)

6章 下痢[diarrhea]
極論1 発症4週間以内か? 以上か? それが問題だ
極論2 便培養よりむしろCDトキシン
極論3 医原性の下痢は意外と多い
極論4 慢性下痢では,まずIBSを除外する
極論5 便のことを聞く!
コラム1 自宅での経口補水液のつくり方
コラム2 便の浸透圧較差

7章 便秘[constipation]
極論1 便秘の陰に病あり
極論2 「患者の悩みは何なのか…?」を知る 
極論3 治療戦略は3つに分ける(特発性便秘):「NTC」「STC」「機能性便排出障害」
極論4 刺激性下剤の乱用はよくみかける
コラム1 日本でもようやく「慢性便秘症診療ガイドライン」

8章 嚥下障害[dysphagia]
極論1 まず症状発現のタイミングで分ける.「すぐか?」「 数秒後か?」
極論2 食道性嚥下障害は「内視鏡」が必須
極論3 口腔咽頭性嚥下障害なら「嚥下造影検査」「耳鼻科評価」
極論4 最後は「食道内圧測定」を行う
コラム1 好酸球性食道炎(eosinophilic esophagitis;EoE)

9章 機能性ディスペプシア[FD]
極論1 機能性ディスペプシアでは内科医の素養が試される
極論2  FDの分類は食事で
極論3 まず「除菌」
極論4 治療の主体は「酸分泌抑制」と「消化管運動機能改善薬」

10章 過敏性腸症候群[IBS]
極論1 警告徴候のない慢性的な腹痛がIBS
極論2  IBSは4タイプに分類する
極論3 治療戦略は「便秘型」「下痢型」「混合型」で分ける
極論4 低FODMAP食も1つの手
コラム1 腸管ガス(おなら)の原因となる食品を控える

11章 感染性腸炎[infectious enterocolitis]
極論1 まず「小腸型か」「大腸型か」を判断する
極論2 その検査は必要か?
極論3 抗菌薬は不要
極論4 2週間以上下痢が続いたら「頭を切り替える」
コラム1 腸の問題だけで終わらないこともある

12章:極論・消化器癌ポプリ[potpourri:ごった煮]
極論1 腫瘍マーカーは健常人では役立たず
極論2 便潜血検査を行う前に「陽性ならどうするか…?」を考える
極論3 フラッシャーでは食道扁平上皮癌のリスクが約3倍
極論4 分枝膵管型IPMNと最近発症したDMは,通常型膵癌の合併に気を付ける

小林 健二[コバヤシケンジ]
著・文・その他

香坂 俊[コウサカシュン]
監修

内容説明

できる内科医になるには、内科系疾患で最も頻度の高い消化器や肝胆膵疾患を診なければなりません。便秘、下痢にはじまり消化性潰瘍、胃食道逆流症…機能性ディスペプシアの対処法や各種検査の捉え方も学べます。こんなに敷居の低い(わかりやすい)消化器内科の本は、本邦初!

目次

消化管出血(gastrointestinal bleeding)
胃食道逆流症(GERD)
消化性潰瘍(peptic ulcer)
胆石関連疾患(gallstone disease)
肝臓系検査(liver test)
下痢(diarrhea)
便秘(constipation)
嚥下障害(dysphagia)
機能性ディスペプシア(FD)
過敏性腸症候群(IBS)
感染性腸炎(infectious enterocolitis)
消化器癌ポプリ(potpourri:ごった煮)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Iwata Kentaro

2
献本御礼。極論シリーズなので、ここでぼくも極論を。日本のGIのテキストはピンきりで差が激しい!端的に言えば「検査の技術」を語る本はたいていダメで、「検査の解釈」をキチンと論じているととてもよい。「治療のメカニズム」だけだとアカンやつで、「治療のアウトカム」があれば大丈夫。で、本書は大丈夫なやつ。岩田もプチ登場。漢方も出てて少し驚き。安心して読める消化器の本は本当にうれしい。でも、肝機能検査はシンプルに肝臓検査にすればよいとコトバ問題にこだわるイワタは思うのであった。2018/11/19

文狸

0
やはり消化不良感が否めないものの、極論シリーズのなかでは良いほうだった。2022/10/03

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