出版社内容情報
腐食の状況の判定、腐食速度の測定、腐食機構の解明や腐食の電気化学的測定法を測定法と測定結果の解析・解釈を解説。
内容説明
腐食防食は産業の基盤といっても過言ではなく、近年のインフラストラクチャーの劣化にみるように建築から電子機器まで様々な産業分野において安全性にかかわる喫緊の課題であり、その対策にとって必須な概念である電気化学の理解は大変重要になっています。本書では腐食の状況の判定、腐食速度の測定、腐食機構の解明および多種多様な腐食の電気化学的測定法について、測定法と測定結果の解析・解釈を含めてできるだけわかりやすく解説しました。これから腐食の電気化学的測定を使おうとする人たちにとって極めて有用な指針となる一冊です。
目次
1 腐食現象と電気化学
2 電極電位、電極反応と電位-pH図
3 電極反応の速度
4 腐食現象の電気化学的アプローチ
5 腐食評価のための基本的な電気化学測定
6 腐食反応の電気化学的解析例と測定法
付録
著者等紹介
水流徹[ツルトオル]
東京工業大学理工学部金属工学科卒業、同大学院博士課程修了。東京工業大学工学部助手、助教授、教授を経て、名誉教授。腐食防食協会、国際腐食評議会(ICC)会長などを歴任。米国電気化学会フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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