内容説明
脳を切り取ってうつ病を治す?人の性格を映し出す「脳の鏡」?猫を電気で生き返らせる?頭の形で性格がわかる?すばらしき大発見と(あやしげな)小発見でたどる脳科学の歴史。「魂はここに宿る」ダ・ヴィンチが信じた脳のなかの不思議な空間。体が無意識のうちに動き始める病「舞踏病」。失ったはずの手足に痛みを感じる退役軍人たち。右脳と左脳を分断された人間が見る世界のすがた。意識はどのようにして生み出されるのか?脳と心の謎に迫った100の物語。
目次
先史時代から1800年まで(頭蓋骨の穴;古代エジプト人の脳 ほか)
1800年から1900年(骨相学;パーキンソン病 ほか)
1900年から1950年(失行症:動作の障害;認知症 ほか)
1950年から現代(認知行動療法;活動電位 ほか)
著者等紹介
ジャクソン,トム[ジャクソン,トム] [Jackson,Tom]
英国で活躍するサイエンスライター。ブリストル大学で動物学を学び動物園で働いた後、ジンバブエやベトナムで自然保護活動を行う。20年にわたって、メキシコオオサンショウウオからゾロアスター教に至る幅広いテーマで一般向けの啓蒙書を執筆。科学、自然誌関係だけで40冊以上の本をまとめている。現在もブリストル在住
石浦章一[イシウラショウイチ]
同志社大学生命医科学部特別客員教授、東京大学名誉教授。専門は分子認知科学。東京大学大学院理学系研究科修了。理学博士
大森充香[オオモリアツカ]
フリーランス翻訳家。ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校メディカルテクノロジー科卒業後、国内製薬会社研究員を経て、バベル翻訳大学院テクニカル&サイエンティフィック翻訳科修了。翻訳修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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