内容説明
物理学の根幹をなす基礎法則を先生と2人の生徒(香織と春樹)が対話形式で議論。物理のどこが重要なのか、何が問題なのか、をはっきりさせ、現代物理学の全体像を照らし出します。本書は、古典力学、電磁気学、熱統計力学、量子力学などいろいろな分野の根本を問い直し、それらの関連を考え、読者を物理学のさらなる深みにいざないます。
目次
ニュートンの運動法則
ケプラーの法則と万有引力
作用原理
対称性と保存則:ネーターの定理
マクスウェルの方程式
ホイヘンスの原理:波動の法則
位相速度、群速度、信号速度
ローレンツ変換
熱力学第1法則
熱力学第2法則
統計力学
ブラウン運動とアインシュタインの関係式
量子力学の公理
物理対話
著者等紹介
細谷暁夫[ホソヤアキオ]
東京工業大学名誉教授。理学博士。おもな研究分野は宇宙論、量子力学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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