出版社内容情報
国際的にホットな内容が幅広く扱われ、山岳に関して、私たちが知っておくべきことをコンパクトにまとめた一冊。
渡辺 悌二[ワタナベテイジ]
上野 健一[ウエノケンイチ]
内容説明
地球の陸地の4分の1を占める『山岳』。山は、主要な河川の源で、私たちの生活に欠かせない水を供給しています。山の存在は、気象パターンに影響を与え、生物や文化の多様性をはぐくむ中心的役割を担ってきました。地下資源鉱物の宝庫で、レクリエーションの場も提供しています。いま、気候変化の影響を強く受け、山は急激に変化しています。本書は、山に関して、私たちが知っておくべきことを国際的な視点で非常にコンパクトにまとめています。そして、山の恩恵を受けてきた私たちの社会が、山の変化に対して地球規模で取り組むべき課題を提示しています。本書を読み終わった時、山の見方が変わっているかもしれません。
目次
1 問題提起 なぜ、山が問題なのか
2 山は永遠のものではない
3 世界の給水塔
4 垂直の世界に生きる
5 多様性の宝庫
6 保護地域とツーリズム
7 山岳域の気候変化
著者等紹介
プライス,マーティン・F.[プライス,マーティンF.] [Price,Martin F.]
スコットランド・ハイランド/アイランド大学パース校・山岳研究センター所長、ユネスコチェア「持続可能な山岳開発」・チェアホルダー、PhD.
渡辺悌二[ワタナベテイジ]
1959年北海道生まれ。北海道大学地球環境科学研究院教授。PhD.専門は地理学
上野健一[ウエノケンイチ]
1963年東京都生まれ。筑波大学生命環境系・地球環境科学専攻准教授。理学博士。専門は気候学・気象学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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