出版社内容情報
ユニークな飯能のエコツーリズムの実践例を通して今後のエコツーリズムが農山村振興にどのようなプラスをもたらしてくれるかを考察。
犬井 正[イヌイ タダシ]
内容説明
現在、エコツーリズムをはじめとして農山村を舞台としたツーリズムが日本各地で胎動しています。もちろん、ツーリズムは農山村再生の万能薬ではありませんが、農山村再生の課題解決にむけての有効なツールの一つに成り得ると私は思っています。そればかりでなく、エコツーリズムは多様な価値観を認め合いながら、自然と共生する社会の在り方を追求する一種の社会運動ではないかと思います。
目次
第1章 世界と日本のエコツーリズム
第2章 飯能の大地のなりたち
第3章 里地里山の多様な草木
第4章 飯能の生きものに注目
第5章 森林文化が薫るまち飯能
第6章 結びにかえて―こころ躍る飯能エコツアーを目指して
著者等紹介
犬井正[イヌイタダシ]
1947年生まれ。東京学芸大学大学院修了。農業・農村地理学専攻。現在、獨協大学学長・獨協大学経済学部国際環境経済学科教授。理学博士(筑波大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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