臭素およびヨウ素化合物の有機合成―試薬と合成法

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  • サイズ A5判/ページ数 644p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784621301234
  • NDC分類 435.35
  • Cコード C3043

出版社内容情報

臭素・ヨウ素化合物の再現性・汎用性の高い反応を、包括的に掲載。試薬の性質、合成例、反応機構、反応条件、収率まで詳しく解説。

鈴木 仁美[スズキ ヒトミ]

マナック(株)研究所[マナックカブケンキュウジョ]

内容説明

医薬、農薬、色素、香料、液晶や機能性薄膜に代表される有機電子材料など、私たちの日常生活に欠かせないさまざまな物質の製造において、臭素およびヨウ素化合物は合成中間体として不可欠で、きわめて重要な役割を担っている。本書では、これらのハロゲン化合物の合成法と試薬を体系的に分類して、その特性、適用可能な範囲、反応の機構などを具体例で示しながら、わかりやすく解説している。また、多くの合成例について、その反応条件、収率、文献などを表形式で提示し、合成法をデザインする際の便宜が図られている。わが国で初めて出版されるこの分野の専門書であり、有機合成にかかわる研究者および技術者が携えるべき書といえる。

目次

第1部 有機臭素化合物の合成(臭素とは;臭素化合物の合成)
第2部 有機ヨウ素化合物の合成(ヨウ素とは;ヨウ素化合物の合成)

著者等紹介

鈴木仁美[スズキヒトミ]
1935年京都府生まれ。1958年京都大学理学部化学科卒業。1967年ロンドン大学大学院博士課程修了。Ramsay Memorial Fellow。京都大学理学部助手、広島大学理学部助教授、愛媛大学理学部教授、京都大学大学院理学研究科教授、関西学院大学理工学部教授を歴任。理学博士(京都大学)、Ph.D.(ロンドン大学)、京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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