出版社内容情報
面白くて不思議で魅力的な多角形にまつわる形・歴史・性質・種類等を自然界や人工界さらには芸術界や数学界等各分野から収集して解説。
内容説明
おもしろくて不思議で魅力的な多角形―そのかたち・歴史・性質・種類などについて、これぞと思われる研究者・実務家・多角形愛好家33名が、自然界や人工界さらには芸術界や数学界など各分野から収集して解説するユニークな事典。とっておきの話題を、多数の図版を交えて惜しみなく披露。予想をはるかに超える多種多様な「多角形の世界」の奥深さ―きっと想像力がかき立てられるはずです!
目次
1 多角形を(使う;折る;切る;描く;知る;解く)
2 多角形で(遊ぶ;飾る)
3 多角形に(頼る;迷う;住む;見る)
番外編(七角神巡り;ピタゴラス襲来;漱石、お前もか)
著者等紹介
細矢治夫[ホソヤハルオ]
お茶の水女子大学名誉教授。昭和11年生まれ。理学博士。東京大学大学院化学系研究科博士課程修了。お茶の水女子大学理学部情報科学科教授などを経て現在に至る
宮崎興二[ミヤザキコウジ]
京都大学名誉教授。昭和15年生まれ。工学博士(大阪大学)。京都工芸繊維大学工芸学部建築工芸学科卒。京都大学大学院人間・環境学研究科教授などを経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へんかんへん
3
有機化合物のあたりコロニーに使えそう2017/12/08
まさなる
1
折り紙、ダイセクション、魔方陣、タイル貼り、生物、結晶などいろいろ面白いトピックが網羅されている。多数の人の共著になっているが、これだけの内容を把握するのは大変だ。2016/12/13
tama
0
図書館の新刊 いや、本は手に取って、自分で見てからでないと借りちゃいかんなぁ。この本のほぼ半分くらいは「数学」好き・得意な人でないとキツイ。第2章は「フィボナッチ数列」「x2=h1(d+y1)cos(x1/e)」続出(汗)。図も一杯入ってて綺麗なんだけど数式から目を逸らすのに神経使って疲れた。でも、巻頭間もなくの三角形貨幣は「ギターピックだ!」「角の鋭い二等辺三角貨幣は武器になる」とか「五角形の切手のミシン目は入れるのも切るのも大変そう」とか楽しかった。数学好きには凄く楽しめそうな気もします。2015/08/23
abaoaquagga
0
ただの数学本にはあらず。コインや切手に始まり、アナログゲームやだまし絵、国旗に家紋、建築から草花まで、あらゆる分野に潜む多角形を多角的に紹介した博物誌的な構成。数式による解説が「???」でも、非周期的タイル貼りなどの不思議で美しい図の数々を眺めるだけで楽しいし、江戸時代のパズル「清少納言知恵の板」(清少納言とは無関係)みたいなとっつきやすい雑学も多数。六角形のマスを組み合わせた三人用の将棋盤とか、ちょっと遊んでみたい。2024/10/18
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