シーラカンスは語る―化石とDNAから探る生命の進化

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シーラカンスは語る―化石とDNAから探る生命の進化

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  • サイズ B6判/ページ数 174p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621089323
  • NDC分類 487.6
  • Cコード C0045

内容説明

3億年以上のあいだ、その姿をほとんど変えていない「生ける化石」シーラカンス。陸上生物の手足のように太いひれを持つこの魚は、生物の陸上進出の謎を解くヒントになるのではないか、と注目されてきた。2013年、そんなシーラカンスの全ゲノムが解読される。はたして、その結果何が明らかになったのか…?その成果を今まで化石の研究より明らかになっていた事実と合わせることにより、生物の進化に関する新しい知見が続々と得られつつある。日本のDNA研究の指導的立場にあり、古生物学や進化にも造詣の深い著者が、シーラカンスのゲノム解読の結果をはじめとする最近の生物進化研究の成果をわかりやすく紹介し、進化の要因について論考する。

目次

1章 生ける化石シーラカンス(プロローグ:生ける化石シーラカンスが見つかった;解けてきたシーラカンスの謎;生ける化石はシーラカンスだけか;化石からDNAが取り出せたら)
第2章 生命の誕生(DNAからみた生命活動と進化;原初の生命体;生命の起源、三つの候補者;我々の祖先はただ一人;生物進化のゆりかご期―先カンブリア時代―に起こった出来事)
第3章 生物の多様化とシーラカンスの出現(突然無数の生物が現れる―カンブリア紀の爆発;生物の多様化がますます進むオルドヴィス紀とシルル紀;魚の時代、デヴォン紀―シーラカンスが現れる;ついに陸に上がった魚――移行動物チクターリクの発見;生き残ったシーラカンスたち;シーラカンスのゲノムが解読された)
第4章 DNAから進化の謎を解く(進化の分子時計とはなにか;遺伝子は変わる;新しい遺伝子を獲得する;マクロ進化とは;ほかの生物のDNAを取り込む)
第5章 恐竜滅亡後の世界(白亜紀末の生物の大絶滅;哺乳類の天下が訪れた;ヒトはどのようにして進化してきたのか;生物社会と進化論)

著者等紹介

大石道夫[オオイシミチオ]
1935年生まれ。東京大学理学部生物化学博士課程修了。その後、ニューヨーク公衆保健研究所主任研究員、ニューヨーク大学医学部教授(併任)、東京大学分子細胞生物学研究所所長、国立生命工学工業技術研究所所長などを経て、現在、かずさDNA研究所理事長、バイオインダストリー協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イノ

11
生きた化石であるシーラカンスからDNAを紐解いて進化の歴史がわかったのかと思いきや肝心のシーラカンスについては後半へと引っ張り、その割には大した情報がなくてちょっとがっかり。    おなじみダーウィンの進化論が中間生物がいないからと否定されてたり、 ハイギョの凄さや魚類と両生類の中間の生物が載っていたり と面白いところもあるにある。 2017/07/19

読書実践家

6
3億年以上前から海に棲むシーラカンス。この魚の生態が物語るデータが、過去の生物を読み解くヒントを与える。生存に必要なDNAを奪って、競争に勝ってきた。シーラカンスには元々浮き袋用の遺伝子群があったはずであり、それが肺に転用されたのではないか。そんな手がかりをシーラカンスは物語る。2016/01/17

新平

5
シーラカンスをモチーフにDNAと生物進化について著者が語る。著者の化石コレクションの中からシーラカンス目の化石の写真が複数掲載されている。城西大学で公開されているとか。2017/10/15

takao

1
ふむ2024/12/15

ウハタ

1
生きる化石シーラカンスを例に、化石とDNAから生物の進化を考える一冊。DNAの部分が知識不足で難しかったです。ゲノム解析から判った進化の道筋、分子時計、遺伝子の転用、他生物の取り込み等、興味深い話題満載でした。進化についてまだ謎が多く、今後の研究に期待。文体は固く、ちょっと取っ付き難いかも。第5章の最後「あるのは自然の摂理だけである」に共感。人間は動物や植物と一緒。コラム「第6の生物の大絶滅」は自分を含めた人間のアホさ加減に頭痛が(人間が賢いと思えない理由の一つ)。2018/10/17

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