出版社内容情報
反応機構に重点をおいた教科書。演習問題を通して学べる構成。おもな概念を把握し、それらを柔軟に応用できる力を身につけられる。
Leroy G. Wade,Jr.[ルロワジーウェイドジュニア]
原著
中村浩之[ナカムラヒロユキ]
翻訳
岩本武明[イワモトタケアキ]
翻訳
斎藤雅一[サイトウマサイチ]
翻訳
柴田高範[シバタタカノリ]
翻訳
田中 健[タナカケン]
翻訳
長澤和夫[ナガサワカズオ]
翻訳
西林仁昭[ニシバヤシヨシアキ]
翻訳
内容説明
有機化学を理解するうえで最も重要な“反応機構”に重点をおいた教科書。とくに重要な“反応機構”は、本文とは別に“かこみ”として、よりていねいに解説。化学製品や身近な現象など具体例により導入を助け、完全に理解できるまで反復学習できる構成とし、例題にヒントを付記して考えやすくするなど、随所に基礎から理解することを助けるための配慮が施されている。さらに、豊富な演習問題、反応における電子の動きの理解、有機合成で鍵となる“逆合成解析”のていねいな解説など、有機化学を理解するのに適した一冊。
目次
序論
有機分子の構造と性質
アルカンの構造と立体化学
化学反応
立体化学
ハロゲン化アルキル:求核置換反応と脱離反応
アルケンの構造と合成
アルケンの反応
アルキン
アルコールの合成と構造〔ほか〕
著者等紹介
ウェイド,L.G.[ウェイド,L.G.] [Wade,Jr.,L.G.]
ライス大学卒業後の1969年、ハーバード大学James D.White教授に師事。精力的に研究に取り組み、有機化学実験室の“Head Teaching Fellow”となった。1974年、ハーバード大学で博士号を取得後、コロラド州立大学化学科の教員となり、その後15年間の講義を通して、生物、化学、医学、獣医学、環境学のすべての分野の学生のべ数千人に有機化学を教えた。また、有機合成や化学教育に関する学術論文と、有機合成に関する最新研究をまとめた本を11冊執筆した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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