出版社内容情報
大学の専門を生かすための業界研究、自己分析、アピール方法など、業界研究方法から企業の求める実像を業界紙記者が語る。
内容説明
第一線で活躍中の理系出身記者が、情報収集とコミュニケーションについて、あなたの悩みにズバリ答えます!業界誌記者として理系の大学や企業で取材を行っている著者が、イメージをもてない人、なんとなく漠然としている人、迷いすぎてわからなくなっている人に理系就活の勝負どころを伝授いたします。
目次
第1章 学部生らしい進路、院生ならではの武器
第2章 理系なら、就職活動はここに注意
第3章 業界・企業研究―産業の新聞を活用しよう
第4章 OB・OG訪問、会社説明会―社員の本音を聞き出す
第5章 履歴書、エントリーシート、研究概要―文章で伝えるあなたの潜在力
第6章 面接―コミュニケーション力を総動員して
著者等紹介
山本佳世子[ヤマモトカヨコ]
1964年生まれ。日刊工業新聞社論説委員兼編集局科学技術部編集委員。現在、東京工業大学など3大学で非常勤講師を務める。お茶の水女子大学卒。東京工業大学大学院(工学修士)。仕事に従事しながら博士号(学術)を取得(東京農工大学)。科学技術、業界ビジネス、大学・産学連携、文部科学行政の担当を歴任。産学連携学会業績賞授賞(2011年度)。文部科学省の科学技術・学術政策研究所顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こうせいパパ
20
理系の就活の全体観を把握できる一冊。文系と理系では就活のやり方が違う。理系ならではの魅力をアピールし差別化するのが大事というのは賛同。進路選択時には、どんな選択がベストなのか同時に経験して比較することはできないので、「自分の判断だったのだから」と受け入れることも必要だろう。学生はもちろん大変だが、企業側も優秀な学生の争奪戦になる以上、いかに学生に好印象を持ってもらうか知恵を絞っている。ちなみに筆者は新聞社の編集委員のため、ESの添削例が見事だった。2016/08/15
IEKER DAO
0
研究で得た知識をいかに就活に活かすかについて詳しく書いてあった。学部卒で就職しようと思っている私にとってもインターン重視や学校推薦重視などといった企業のデータも記載されており参考になった。2022/07/28
リュウキ
0
理系に求められるコミュニケーションとは、営業職のようなもコミュニケーション能力ではなく、技術に関わるテーマでこれこそが社会に必要だと信じるものを熱く語りかけて関わっていくようなものではないか。ハッとさせられた-。 新聞を読んで産業界の情報を得ていると、BtoCからBtoB企業まで様々な情報を得ることができ、企業選びが有利だ。また、知識自体が思考体系を作る。うん、新聞読もう、日経、図書館にあるしな。2018/07/31