出版社内容情報
GHS対応の化学品のラベル、SDSの読み方、作成法、保護具情報、SDSを活用した作業環境のリスクアセスメントまで丁寧に解説。
内容説明
化学品は、これまでは国ごとに化学物質の危険性や有害性を分類する基準や表示が異なっていた。しかし、世界共通のルールとして国連のGHSに対応し、統一された絵表示と、化学品の安全性や取扱い、廃棄方法などを記載したSDSの作成と活用が、事業者間、事業者と消費者間の、化学品を安全に使用するための情報伝達手段として必要不可欠となっている。本書ではGHS対応の化学品のSDS、ラベルの読み方、作成法から、実際に化学品を取扱う作業現場の安全性確保や環境の保護を目的とした保護具情報やSDSを活用した作業環境のリスクアセスメントまでわかりやすく解説した。
目次
第1章 SDSとGHSの概要―SDS、GHSとは何か
第2章 SDSの必要性―SDSはどんなときに、どんな形で必要か
第3章 SDSの作成とGHS分類の実施―SDSは誰が、どのように作成するか
第4章 SDSの活用事例―保護具の適切な使用、作業環境でのリスク評価
第5章 SDSのこれから―SDSはどのように展開するのか