出版社内容情報
われわれは一体何者なのか?限られた証拠をもとに探る、人類の拡散と絶滅の歴史。訳者書下ろしの追加解説で最新知見も紹介。
内容説明
私たち人類はどこから来たのか―古代ギリシャの時代から、人間は、この問いに向き合い続けてきました。そして今日、化石の形態的証拠に加え、元素分析やDNA分析などの手法の発展により、人類進化の足跡が徐々に明らかになってきています。しかし、私たちの起源を探る営みは簡単なものではありません。たとえば初期猿人の化石は、すべてを合わせても、スーパーマーケットのカートに収まるほどしか得られていません。しかもそのほとんどが、体のほんの一部分の化石なのです。本書では、研究者がいかにして人類進化の謎を解き明かすのか、その謎がどこまで分かったのかをまとめています。私たち自身の起源に迫る謎解きの世界にご案内します。
目次
1 はじめに
2 われわれは何者か
3 化石人類の調査と背景
4 化石人類の分析と解釈
5 初期猿人:かもしれない人類
6 猿人とホモ・ハビリス:ほぼ確実に人類
7 原人と旧人:古代の人類
8 新人:われわれ自身の人類
追加解説:まさかの最新研究成果(訳者補遺)
付録 人類の起源と進化に関する哲学的認識と科学的理解の年表
著者等紹介
ウッド,バーナード[ウッド,バーナード] [Wood,Bernard]
ジョージ・ワシントン大学教授。人類化石研究の第一人者
馬場悠男[ババヒサオ]
1945年生まれ。国立科学博物館名誉研究員。医学博士。専門は人類形態進化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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白義
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