内容説明
情報化社会を支える現代統計学の基礎を数式を用いずコンパクトに解説します。さまざまな分野での事例が紹介されており、その中から統計学の本質的な考え方が理解できるはずです。
目次
1 統計学に囲まれて
2 統計学の基礎
3 よいデータの収集
4 確率
5 推定、推論
6 統計モデルと手法
7 統計計算
著者等紹介
ハンド,デイビッド・J.[ハンド,デイビッドJ.] [Hand,David J.]
インペリアルカレッジロンドン数学専攻教授(統計学部門)。数多くの賞を受賞。政府、銀行、製薬会社など、幅広い組織のコンサルタントとしても活躍
上田修功[ウエダナオノリ]
NTTコミュニケーション科学基礎研究所上席特別研究員。博士(工学)。専門は統計的機械学習、パターン認識、データマイニング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷー
8
統計の入門書。統計についてわかりやすい言葉で説明されている。ほとんど図はないがその分考え方について、言語の説明がしっかりしているので、統計についての理解が少し進んだ。恐らく、偶然の統計学の著者。2017/01/11
ヘンリー八世が馬上試合で死んだことは内緒
1
分散:すべての値と平均値の差の自乗の平均値、ばらつきの具合。標準偏差:分散の平方根をとったもの。確率変数:確率的にしか表現できない値。累計確率分布:すべての値の確率変数をプロットしたグラフ。確率密度関数:累計確率分布を微分したもの?面積。測ることにより確率が導ける。ベルヌーイ分布:確率pと1-pのみの分布。ポアソン分布:確率変数がたくさんあるが離散値。一様分布:連続値で有限区間内でどれも同じ確率。指数分布:確率変数が同じ。正規分布:釣鐘型。2016/02/14
OjohmbonX
1
統計の手法あれこれ、データを集める、眺める、推し測るそれぞれの手法を短い中に詰め込んでざっと紹介してくれる。数式は一切なく図もほとんどないし説明も大雑把なので、本書を読んでその手法が使いこなせるなんてことは絶対にない。でも地図を見せてくれるってことがありがたい。ここにお花屋さんがあって病院があってってことだけわかってれば後で必要になってから(このお花屋さん配達はしてくれないのか)とか(この病院、内科だけなのね)と知っていけばいいし実際、今はインターネットもあって詳しいことはすぐ調べられる。大事なのは地図。2014/04/22
えむ
0
統計学の基礎を広く解説。個人的には、若干詰め込みすぎな印象を受けた。2016/07/29
takao
0
まとめの本2016/03/02