内容説明
本書は住まいとペットの幸せな関係を提案する初めての書籍。まず第１章では、犬や猫との快適な暮らしを実現している空間をカラー写真で見ていく。第２章では、一般住宅を対象としたフィールドワークから、ペットと住まいの生活実態を豊富な写真と図面によりあきらかにする。第３章では、１０年以上の試行錯誤の末にたどり着いたペットと暮らす住まいのディテールを公開。第１章で紹介した豊かな空間を設計するための詳細図を多数収録。最後に第４章では、第３章で公開したデザインの背景にある犬や猫に関する動物行動学の知識を実例を交えながら解説していく。
目次
第１章 ペットと暮らす豊かな空間（犬が絵になる床材；犬が絵になるインテリア ほか）
第２章 ペットと住まいの生活実態（屋内で暮らすようになった犬；犬の食事場所 ほか）
第３章 ペットと暮らす住まいのディテール（キッチン用ドッグフェンス；ドッグフェンス兼用ドア ほか）
第４章 ペットと暮らす住まいの行動学（ペット共生住宅；一般的な住宅という幻想 ほか）
著者等紹介
廣瀬慶二［ヒロセケイジ］
神戸大学大学院自然科学研究科博士前期課程修了。一級建築士、一級愛玩動物飼養管理士。設計事務所ファウナ・プラス・デザイン代表。ペット共生住宅の専門家として、海外でも知られる。「住まいのリフォームコンクール」国土交通大臣賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まる
24
ペットを飼う予定はないのですが興味があって。豊富な写真はオシャレで見ているだけでも楽しかったです。でも、経済的に余裕のある人向けかな。最後の躾の話は参考になる部分もあるかも？中でもキャットウォークがオシャレで素敵でした。2015/04/24
織町
14
“飼い主が最後まで全てにおいて責任をもって共に生きる。ﾍﾟｯﾄ共生住宅とは便利な「箱」のことではなく、新しい家族形態に対応できる住宅のことなのです”共に暮らすならば人にも動物にも居心地の良い空間造りをしたい。本書通りに建てることが難しくても、ｱｲﾃﾞｨｱを知っていることで、それに近づけた家造りは可能なんじゃないかと思う。お猫さまのｷｬｯﾄｳｫｰｸ、猫窓なんかはすごく参考にしたい。ｺﾋﾟｰしとこう!!若干、動物行動学にも触れられており(特にｵﾍﾟﾗﾝﾄ条件付けが面白かった)、こちらは別枠でもっと勉強したい。2015/03/17
寧々子
11
犬か猫と暮らす家を快適に暮らしやすくしたいと思っている人のための本です。 但し、新築かリフォーム予定がなく、夢見ている段階の人には現実的過ぎて面白みは薄いかも。 写真や設計図がたくさん載っていたり、豊富なフィールドワークから問題点を探り解決策を考えたり、ペットの行動学まで載っていたりするので、参考にはなるんだけど・・・文章が固い！ キャットウォークをデザインする際の重要なルールを5つ上げていて、なるほど！っと思ったけれど、もう1つ付け足したい！ それは「キャットウォークにいる猫を捕まえることができる」♪2014/02/21
のりのり🍳ぽんこつ2𝒏𝒅
8
図書館で手に取った本。犬や猫と暮らす人の、家づくりの本。次、家を建てるときは、こういうスペースがあるといいな、とか、水飲み場やトイレはこんな風にしよう、とか、広～いおうちを妄想できた。うちのキッチンよりも広い猫用のダイニングが載ってた😭😭😭 さ、仕事しよっ2021/09/13
Ryo
5
図書館。読メで教えていただき着手…したのはいいけど思った以上にまじめな内容で、本当に家を建てる時に役に立ちそうなまじめ具合。よって読み物として面白いかは微妙な感じ。そして機能のみならずペットが美しくみえるデザインとか恵まれた住環境に妬みの感情が噴出しそうになってきたのでざっくり眺めて返却しました^^;実際家を建てることがあればじっくり読みたい。2015/03/04
