出版社内容情報
第1回から今に至るまでの受賞者と業績を紹介しつつ、研究者の半生や業績争いのデッドヒートなどのエピソードも交えて解説。
内容説明
ノーベル物理学賞の歴史にはいまなお燦然と輝く物理学者の名前が連なり、彼らの偉業は現代科学の骨格といえる。本書では1901年から2012年までの全受賞者とその業績を紹介するだけでなく、科学者たちの意外な素顔や受賞に至るまでの熱い駆け引きにもスポットを当てる。ノーベル賞という偉大な賞を通して、過去から現代へと脈々と受け継がれてきた物理学の軌跡が見えてくる。
目次
1901―W.C.レントゲン「X線の発見」
1902―H.A.ローレンツ、P.ゼーマン「放射現象に及ぼす磁気の影響の研究」
1903―A.H.ベクレル「ウランの放射能の発見」P.キュリー、M.キュリー「放射能の研究」
1904―レイリー(J.W.ストラット)「アルゴンの発見」
1905―P.E.A.レーナルト「陰極線の研究」
1906―J.J.トムソン「電子の発見」
1907―A.A.マイケルソン「干渉計の開発と分光学の研究」
1908―G.リップマン「干渉現象によるカラー写真の研究」
1909―G.マルコーニ、K.F.ブラウン「無線通信の開発」
1910―J.D.ファン・デル・ワールス「気体および液体の状態方程式の研究」〔ほか〕
著者等紹介
小山慶太[コヤマケイタ]
1948年生まれ。科学史家、早稲田大学社会科学総合学術院教授。理学博士。専門は物理学、天文学の近現代史。早稲田大学理工学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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