a´oreアオーレで、会おうれ。“会えるところ”を建築する。―シティホールプラザアオーレ長岡

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a´oreアオーレで、会おうれ。“会えるところ”を建築する。―シティホールプラザアオーレ長岡

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621087046
  • NDC分類 526.318
  • Cコード C3052

出版社内容情報

隈研吾の絆の建築。藤井保の人と建築の関わりを捉えた写真。森本千絵のコミュニケーションデザイン。渾然一体となって映し出される。

隈研吾による、時代の流れを反転させる挑戦。
閉じたハコではない、開かれた建築。
人が集い、つながり、会える建築。

森本千絵による、長岡の人の気持ちをのせ、未来へむかうアオーレバード・サインの世界観。

藤井保による、人と建築の関わりをとらえた写真。
さらに長岡中へと飛び出しての写真撮影。長岡の風土と市民の姿。

そういうものぜんぶが載っている。
設計図、写真、絵、言葉……。今までにない一冊。

建築に関心がある読者はもちろん、街づくりに関心がある人も、
コミュニケーションやコミュニティのデザインに関心がある人も、
写真が好きな人も、長岡が好きな人も……。
アオーレ長岡という空間と同様に、この本もまた、広い読者に開かれている。

■森本千絵(絵)
1.誇り高い長岡城
2.市民が愛した公会堂と厚生会館
3.町民と武士の垣根が低い長岡藩
4.個性ある11の地域が出会って集まって生きている
5.戦火・地震にも負けなかった不死鳥スピリット
6.犠牲者の鎮魂と平和への想いを込めた花火
7.会うこと、それは創造の始まり
8.アオーレで会おうれ

■藤井保(写真)
長岡の風景、人、花火

■隈研吾(テキスト+設計図)
1.アオーレ長岡の設計思想
ハコの反転/なぜ公共建築はハコになってしまうのか/コンパクトシティの具体化/ネットワーク型市庁舎/ナカマド誕生/市民ワークショップ/スキマの力/素材の力/
2.越後杉間伐材
ビョウブパネルのディテール/ビョウブ天井のディテール/窓口天井のティテール/議場のディテール/ホールのディテール/アリーナのディテール
3.小国和紙
和紙の光壁ディテール
4.栃尾紬
応接室ソファのディテール/窓口パーティションのディテール/窓口カウンターのディテール/長岡市厚生会館の廃材利用/アリーナ断面図/窓口サインのディテール/エンガワのディテール
■特別対談「アオーレ長岡大解剖」(語りおろし)
隈研吾×藤井保×森本千絵×森民夫長岡市長
あとがき(長岡市長 森民夫)

【著者紹介】
隈 研吾(Kengo Kuma)
1954年生まれ。東京大学大学院建築学専攻修了。コロンビア大学建築・都市計画学科客員研究員などを経て、1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。現在、東京大学工学部建築学科教授。著書に『負ける建築』、『自然な建築』、『小さな建築』(共に岩波書店)など。

藤井 保(Tamotsu Fujii)
1949年生まれ。1976年藤井保写真事務所設立。毎日デザイン賞、朝日広告賞、ADC賞グランプリ、制作者賞、ADC賞、ACC最優秀賞、カンヌ国際広告祭フィルム部門銀賞、N.Y.ADC賞など多数受賞。写真集『ESUMI』、『ニライカナイ』、『カムイミンタラ』、『AKARI』(共にリトルモア)、共著『THE OUTLINE』(アシェット婦人画報社)など。

森本千絵(Chie Morimoto)
1976年生まれ。武蔵野美術大学卒業後、1999年博報堂入社。博報堂クリエイティブ・ヴォックスを経て、2007年に株式会社goen°(ゴエン) 設立。N.Y.ADC賞、ONE SHOW、朝日広告賞、東京ADC賞、JAGDA新人賞など多数受賞。2006年に史上最年少東京ADC会員。著書に『うたう作品集』(誠文堂新光社)。

著者等紹介

隈研吾[クマケンゴ]
1954年生まれ。東京大学大学院建築学専攻修了。コロンビア大学建築・都市計画学科客員研究員などを経て、1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。現在、東京大学工学部建築学科教授

森本千絵[モリモトチエ]
1976年生まれ。武蔵野美術大学卒業後、1999年博報堂入社。2007年独立、goen°(ゴエン)設立。最近では、「組曲」などの企業広告や、動物園のディレクション、保育園の内装、CanonミラーレスカメラEOS Mのコンセプト&カラーデザインを手掛けるなど多方面で活躍

藤井保[フジイタモツ]
1949年生まれ。1976年藤井保写真事務所設立。毎日デザイン賞、朝日広告賞、ADC賞グランプリ、カンヌ国際広告祭フィルム部門銀賞、N.Y.ADC賞など多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kiho

8
aore=会おう…という命名が素敵☆隈研吾さんらの手によって生まれた市庁舎は、斬新なデザインのそこここに人への優しさと温かみがにじみ出ている…庁舎は市民にとって居心地よくあるべきという市長さんの言葉にも納得♪建物の存在意義をあらためて実感…。2014/07/07

ophiuchi

2
隈研吾の設計による建物「アオーレ長岡」を紹介した本だという認識しかなかったので、これが市庁舎だと知って驚いた。コンペ審査委員長の槇文彦「靴下を裏返したよう」、隈「正面のない建築」、ぜひ訪れてみたい。2013/09/25

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