不確実性時代のエネルギー選択のポイント

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  • サイズ A5判/ページ数 244p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621087039
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C3040

出版社内容情報

エネルギー先進国オランダでの研究を基に、エネルギーを定量的に評価し比較することに重点をおき、わかりやすい文章で解説。

内容説明

私たちの生活にエネルギーは欠かせません。それにはエネルギーを生み出す資源の確保が必要です。地球温暖化による環境影響やコスト、用地確保などを総合的に判断した場合、それぞれの長所と短所を科学的に分析し、本当に社会が求めるエネルギー源は何なのかを議論していくことが重要となるでしょう。本書は、人間に必要なエネルギーのすべての側面に光を当て、原理・原則や理想論を語るのではなく、エネルギーを定量的に評価し比較することに重きをおいて「正しい選択のためのポイント」を指し示します。

目次

1部 身の回りのエネルギー(エネルギー:それは本当に特別なもの;エネルギー:それは一体何でしょうか?;人間のエネルギー;家庭で使うエネルギー;動き回る:移動のためのエネルギー;エネルギー:国レベルおよび世界レベル;炭酸ガスと地球温暖化)
2部 将来展望(太陽光エネルギー;風力;水と大地から得られるエネルギー;原子核エネルギー;エネルギー貯蔵;どう進むべきでしょうか?)

著者等紹介

ヘルマンス,ジョー[ヘルマンス,ジョー] [Hermans,Jo]
オランダ・ライデン大学名誉教授、Ph.D.1937年オランダ・ケークラード生まれ。1966年ライデン大学数学・自然科学部卒業。ライデン大学教授、アイントホーフェン工科大学兼任教授などを務め、その間、プリンストン大学(米)、京都大学、パリ大学(仏)などに訪問研究員として滞在。ライデン大学数学・自然科学部副学部長、ヨーロッパ物理学会誌編集長などを歴任。専門は実験物理学

村岡克紀[ムラオカカツノリ]
九州大学名誉教授、株式会社プラズワイヤー技術顧問、工学博士。1940年宮崎県生まれ。1963年九州大学工学部卒業、九州大学教授、京都大学兼任教授、中部大学教授、株式会社西部技研技術顧問などを歴任。専門はプラズマ理工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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