出版社内容情報
『おうちの科学』の続編。「お手頃価格のお肉をおいしく食べるには」「ポテトサラダに二つの鉄則」などイラスト入りで55話を収録。
目次
おいしい!(日本酒造りの鍵は水の硬度―発酵を左右して味わいを決める;スイカに塩 甘みの増強効果―舌ではなく脳で感じる;炭火でバーベキュー 遠赤外線でうまみギュッ!―素早く焼けて表面はパリッ;氷水で一気に冷やすとこしのあるそうめんに―表面に「膜」をつくりうまみ守る ほか)
なるほど!(包丁を温めるとパンがきれいに切れる?―熱が油脂を溶かすから;キュウリの白い粉は新鮮な証し―ろう物質が覆い保湿効果;肉を赤く発色させるミオグロビンの働き―空気に触れると鮮やかになる;反射か吸収か どちらでUVカットする?―どちらの日傘も同じ効果 ほか)
著者等紹介
内田麻理香[ウチダマリカ]
サイエンスコミュニケーター・サイエンスライター。1974年千葉県生まれ。東京大学工学部応用化学科卒、同大学大学院工学系研究科応用化学専攻修士課程修了。同大学院博士課程進学、日本学術振興会特別研究員(DC1)。2005年に処女作を出版したのち、サイエンスライターとなる。2007年に東京大学工学部広報室特任教員に就任、その後独立。各種媒体を通じてサイエンスコミュニケーターとして活動中。2009年より東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
5
最先端の研究でなくとも、普段の生活にも科学は関わっている。経験的に知っていることや、昔から言われていることも、それがなぜ起こるかがわかればやる気も湧いてくる。身近なものだからこそ、じっくりと観察できるし、その効果を実感できるというメリットが有る。2013/09/25
和草(にこぐさ)
4
一つ一つの項目ごとに原因、理由が書かれてあり、なるほど~と納得しながら読了。こんな理科の先生だったら子供の頃に出会いたかった。2015/02/17
あまりりす
4
こちらも面白かった!普段何気なくしていることに、ちゃんと理由があって、それを判りやすく説明してくれる本です。「お酒の後に締めのラーメン」は納得!そうだったのかー!と目からうろこ。ちなみに私は締のスイーツ派です( ´∀`)bこの本を手に取るまで、内田麻理香さんを存じ上げませんでしたm(_ _)mとても楽しめたので、他の著作も読んでみたいです。2014/02/28
ココアにんにく
2
『おうちの科学』を読んだ翌日に本書も読みました。「普段着の科学」おもしろくてためになります。料理のレシピで書いてあったことにはこんな意味があるのか。あらためて思います。豆腐の木綿と絹ごしの作り方知りませんでした。ミルクティーの入れる順番で苦みに差が出ることも。2017/02/16
roxy001960
2
もう少し深い説明を期待していたのですが、判り易さを狙ったのか、ちょっと表面的かなあ。でも、生クリームの泡立てにジャムを入れるとか、知らなかったコツもあったので、まあ、いいか。2013/10/04
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