サイエンス・パレット<br> 周期表―いまも進化中

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サイエンス・パレット
周期表―いまも進化中

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  • サイズ B40判/ページ数 150p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784621086698
  • NDC分類 431.11
  • Cコード C0343

出版社内容情報

いままでの経た進化の跡をていねいにたどり、周期表の魅力と威力を浮き彫りにしている。過去だけでなく「今後の進化」も見据ている。

中学校『理科』から専門書まで,化学の本がほぼ例外なく載せている周期表は,完成版と見えるが,人工元素の増加は除いても,完成版と思うのは早計.
ラヴォアジエの33元素表(1787年)も、原子量の順に元素を並べたメンデレーエフの周期表(1869年)も、誕生当時はおそらく完成版と考えられていた.元素を並べる指標が原子番号だとわかったのはわずか100年前で、水素~ウランの92元素がそろったのは1945年.
本書は,いままでの経た進化の跡をていねいにたどり,まず周期表の魅力と威力を浮き彫りにする.また,過去だけでなく「今後の進化」も見据ている.1000種に近い周期表が提案され,いまも提案され続けるからには,今後も変わるとみるのが自然かもしれない.
ものごとを前に進める動力は,常識や定説を疑う心である.定説を鵜呑みにしない人たちが,元素の分類を,そして周期表を進化させてきたといえるであろう.

1 元素
2 周期表あらまし
3 夜明け前-原子量・三つ組み・プラウド
4 見えてきた周期表-1860年代
5 メンデレーエフ-ロシアの鬼才
6 重さから個数へ-物理学の洗礼
7 電子の住み分け-20世紀初めの物理と化学
8 量子力学と周期表-卵?ニワトリ?
9 元素変換-現代の錬金術
10 究極の周期表?

内容説明

ふつうは「量子論の産物」とみる周期表が、じつは量子論の生みの親だった…周期表の曲折を経た進化の跡をていねいにたどり、まずその魅力と威力を浮き彫りにする。

目次

1 元素
2 周期表のあらまし
3 夜明け前―原子量・三つ組み・プラウト
4 見えてきた周期表―1860年代
5 メンデレーエフ―ロシアの鬼才
6 重さから個数へ―物理学の洗礼
7 電子の住み分け―20世紀初めの物理と化学
8 量子力学と周期表―卵?ニワトリ?
9 元素変換―現代の錬金術
10 究極の周期表?

著者等紹介

シェリー,エリック・R.[シェリー,エリックR.] [Scerri,Eric R.]
1953年生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校講師

渡辺正[ワタナベタダシ]
1948年鳥取県生まれ。東京理科大学教授(東京大学名誉教授)。工博。専攻は電気化学、環境科学、化学教育など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

16
ダーウィンの進化論と並ぶ近代科学屈指の業績であり、その後の化学そのもののコアとなった元素周期表。その予言に従い数々の元素が発見され、また新しい元素が発見される度に修正も受けてきたものの、いまだ幾通りもある多くの元素周期表のうち、最も優れた究極の周期表は完成していないし、そもそもなぜ周期表のように元素が出来るのかそのメカニズムすら、量子力学の発展にかかわらず根本的には明らかになっていない。本書は周期表の歩みを追い、それがいかに近現代の科学の母体、コアとなったかということを丁寧にたどっていて高度だがわりといい2016/06/12

misui

7
周期表の発展とそれが各分野に影響するとともに表自体が修正されてきた歩みを示す。仮説的に提示された周期表が原子物理学・古典量子論・量子力学の歩みを支えつつ修正を加えられ、今後もさらなる発見を用意するであろうという主張は、周期表を不変の法則のように考えていた自分には新鮮だった。まるでつじつま合わせのようにも思えるが、それこそが科学の試行錯誤の歴史なのだなと。2016/07/03

オランジーナ@

3
翻訳だし難しい2022/07/25

チクタクマン

1
周期表成立の歴史と元素発見史、さらには究極の周期表とはどんなものなのかが語られている。著者の考える周期表によると、水素は17族(ハロゲン)に入るのが正しいとのこと。初めは元素を「原子量」の順に並べていて、現在のように「原子番号(=陽子の数)」で並べられたのは後になってから、という話が特に興味深かった。2016/08/18

Masakiya

1
先日行ったサイエンスカフェで、物質に電磁波を30cmの時間差でぶつける研究をしている学生さんから、周期律表の話を聞いて気になっていたところ、タイムリーにこの本を見つけた。周期律表なんてフィックスされたセオリーと思い込んでいたのだが、なぜ表のような配列にすべきかを完全に説明する理論はまだ無く、それが副題の「いまも進化中」という事なのだそうだ。18~19~20世紀以の化学者、物理学者達が、観測事実と二人三脚で仮説を積み上げ、否定され、また別の人間が仮説を出し、新たな事実が発見され・・・と、次第に今知られている2013/08/11

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