出版社内容情報
40億年前の生命誕生から、10万年前にあらわれた新参者ホモ・サピエンスに至るまでの生命の進化史を、コンパクトにまとめた1冊。
太陽系に地球が誕生したのが46億年前,幸運な環境のおかげで地球上に最初の生命が誕生したのが40億年前といわれている.本書は,分子レベルの原始的な生命から,10万年前にあらわれた新参者ホモ・サピエンスに至るまでの生命の進化史を,非専門の読者に向けてコンパクトにまとめた1冊である.
序 章
1、生命の起源
2、性の起源
3、骨格の獲得
4、陸上への旅立ち
5、森とその住人
6、史上空前の絶滅事件
7、中生代―現在の生態系のはじまり
8、ヒトの来た道
【著者紹介】
◎鈴木寿志:専門は地質学、古生物学、環境文化学。京都大学大学院理学研究科博士課程修了、博士(理学)。レオーベン大学研究助手、京都大学非常勤講師などを経て現職。訳書に『要説 地質年代』(京大出版会,2012,単訳)、『バージェス頁岩 化石図譜』(朝倉書店,2003,共訳)、『澄江生物群化石図譜―カンブリア紀の爆発的進化』(朝倉書店,2008,共訳)など。
◎専門は進化生物学で、特に生物の感覚能力の進化に関する研究をしている。京都大学理学研究科生物科学専攻修了、博士(理学)。大谷大学非常勤講師を兼任。共著に『Evolution of Senses』(英語 Springer社,2012)がある。
内容説明
生命の物語には、大きな転機が何度かあった。性の誕生、骨の獲得、水中から陸への進出、空への飛翔、そして大量絶滅事件。ついには、『生命の歴史』という本を出版するような生物、ホモ・サピエンスまで現れた。本書では、それらの転機をマイルストーンとし、地球に宿った生き物たちの40億年にわたる道のりを、生命誕生から順にたどる。
目次
1 生命の起源
2 性の誕生
3 骨格の獲得
4 陸上への旅立ち
5 森とその住人
6 史上空前の大量絶滅
7 中生代―現在の生態系の始まり
8 ヒトの来た道
著者等紹介
ベントン,マイケル・J.[ベントン,マイケルJ.] [Benton,Michael J.]
英国の古生物学者。ブリストル大学地球科学部門古脊椎動物学教授。古生物や恐竜に関する子供向けの書籍から、古生物学のスタンダードテキストまで著書多数
鈴木寿志[スズキヒサシ]
大谷大学文学部准教授。博士(理学)。専門は地球環境学、古生物学
岸田拓士[キシダタクシ]
京都大学霊長類研究所研究員。博士(理学)。専門は進化生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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白義
壱萬弐仟縁
Humbaba
チクタクマン
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