内容説明
内閣の支持率、商品のPOSデータなど、さまざまな社会情報が数値化されている現代では、それらのデータを正しく理解することは、文系・理系問わず非常に重要である。本書では、調査によるデータの収集からその集計・分類などの取り扱い、統計解析手法を用いたデータの分析まで、基礎からていねいに解説する
目次
数字で表された社会情報とは―さまざまな統計データ
すべてを調べるか一部を調べるか―全数調査と一部調査
実際に調査を行うには―さまざまな調査の実施方法
外部のデータを利用するには―公的統計を中心に
統計データの構造とは―変数とデータ
統計データの分布を見る―集計と分類
分布の中心を測る―さまざまな代表値
分布のバラツキを測る―散布度と集中度
量的な関係を探索する―相関と回帰
量的な現象を予測する―重回帰分析
質的な関連を探索する―カテゴリカルデータ解析
質的な現象を測る―数量化理論
複雑な現象を測る―多変量データ解析
データ解析の実際―世代を測る
著者等紹介
上藤一郎[ウワフジイチロウ]
現職:静岡大学人文社会科学部教授。専攻は統計学史
森本栄一[モリモトエイイチ]
現職:株式会社ビデオリサーチ調査事業局調査分析部主事(専門社会調査士)。専攻はデータサイエンス
常包昌宏[ツネカネマサヒロ]
現職:データ・フォアビジョン株式会社データ・サイエンス本部。専攻は社会統計学
田浦元[タウラゲン]
現職:拓殖大学政経学部准教授。専攻は経済統計学、計量経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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