化学プロセスの熱的リスク評価

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  • サイズ A5判/ページ数 375p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621084601
  • NDC分類 571.1
  • Cコード C3043

内容説明

化学事故は制御喪失の結果発生し、しばしば反応暴走や熱爆発に至る。これらの事故の多くは前兆があり、適切な時期に熱的プロセスデータの解析がなされていれば回避可能である。事故を回避するためのプロセス安全の知識は、プロセス安全の専門家だけではなく、プロセス開発および製造部門においても必要である。本書は、化学プロセスのリスク分析担当者、新規プロセス開発担当者、化学品製造責任者らが、プロセスの熱的側面を理解し、科学的に構築された、しかも実践に基づいた化学プロセス安全評価を実施できるようになるためのガイドである。

目次

1 熱的プロセス安全概論(ファインケミカルプロセスのリスク分析入門;熱的プロセス安全の基礎;熱的リスクの評価;実験技術)
2 発熱反応の解析(反応器の安全性に関する一般的側面;バッチ反応器;セミバッチ反応器;連続反応器;反応器の安全確保に関する技術的側面;リスク削減策)
3 二次的反応の防止(熱安定性;自触媒反応;熱の閉じ込め;記号)

著者等紹介

三宅淳巳[ミヤケアツミ]
横浜国立大学大学院環境情報研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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