ユーザエクスペリエンスのためのストーリーテリング―よりよいデザインを生み出すストーリーの作り方と伝え方

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  • サイズ A5判/ページ数 289p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784621084595
  • NDC分類 501.8
  • Cコード C3055

出版社内容情報

ペルソナ手法に変わる手法として期待されているストーリーテリング。その手法を海外で、どう活用しているか分かる本書はwebデザイナーやシステムエンジニアで新製品開発を行う方々にとって必携の一冊となるはず。

ストーリーテリングとは,「コンセプトや思いを、身近な出来事をベースに物語を作ると、より効果的に聞き手の心に響かせやすくなる」という新しいビジネス手法です。
本書は、SEやプログラマーがあるシステムや製品を設計する際、その商品が本当に使っている人々の満足や経験に繋がる手法の一つとして「ストーリー」に着目しています。ストーリーテリングの方法論から、実際に起こる様々な物語を事例に用いて、始めてストーリーテリングを学ぶ人から、既に本手法を活かしてビジネスを展開している人まで幅広く読んでいただける一冊になっています。
また今回、実務家用ユーザエクスペリエンス関連の本が多くあり、専門家から支持を受けているRosenfeld Media社初の翻訳本になります。

目次
1章:なぜストーリーなのか?
2章:UXストーリーの効果
3章:ストーリーは聞くこと、そして観察することから始まる

4章:ストーリーの倫理

5章:UXプロセスにおけるストーリー

6章:ストーリーを集める

7章:(分析の一環として)ストーリーを選択する
8章:アイデアを生むストーリーの使い方
9章:ストーリーで評価する
10章:ストーリーを共有する
11章:ストーリーをクラフトする
12章:オーディエンスに配慮する
13章:ストーリーの構成要素(素材)を組み立てる
14章:構成とプロットを作る
15章:ストーリーの伝え方
16章:新しいことに挑戦する

【著者紹介】
原著出版社:Rosenfeld Media について
情報アーキテクチャの先駆者的存在、Louis Rosenfeldが2005年に設立したUX専門の出版社。NYCを拠点とし、多数のUX関連の書籍を出版している。実務家による実務家のためのUX関連の本が多く、現場でWebデザイン/情報デザインに関わる専門家からも熱い支持を受けている。

原著者について
Whitney Quesenbery:UXプラクティショナー。米国UPA(Usability Professional Association)の代表に就任、その他、多数のUXコミュニティの運営に携わっている。Kevin Brooks:MotorolaのUXリサーチャー/デザイナーでストーリーテラーでもある。モトローラにて、Kevinは新しいUIテクノロジーの調査を行い、それらをさまざまなメディアを通じて発信している。

翻訳者について
UX TOKYO:本書の翻訳のために集まったUX専門家で結成したユニット名。本書の翻訳以外にも様々な活動を計画中。

内容説明

本書では、ユーザーの利用シーンやインサイト、そしてデザインのアイデアを伝えるための方法として、ストーリーテリングを紹介。ストーリーの集め方にはじまり、ストーリーの作り方、そしてそのストーリーをビジネスオーナーやプロジェクトメンバー、ユーザーといった様々なオーディエンスにどのように伝えていくかについて、効果的なプレゼンテーション方法を交えて、豊富な事例(ストーリー)とともに解説する。

目次

なぜストーリーなのか?
UXストーリーの効果
ストーリーは聞くこと、そして観察することから始まる
ストーリーの倫理
UXプロセスにおけるストーリー
ストーリーを集める
ストーリーを選択する
アイデアを生むストーリーの使い方
ストーリーで評価する
ストーリーを共有する
ストーリーをクラフトする
オーディエンスに配慮する
ストーリーの構成要素を組み合わせる
構造とプロットを作る
ストーリーの伝え方
新しいことに挑戦する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

明るいくよくよ人

0
ユーザーストーリーマッピング(Jeff)に比べて少し堅いかな。ストリーボードとの組み合わせがおもしろい。2018/01/05

mkisono

0
「ストーリー」を構成する要素を分解して理解することができた。UXという文脈の本であるが、もっと応用範囲の広い内容だと思った。2014/06/02

yuji

0
ストーリーの構造は、昔からさほど変わっていない(P.208 14章)。パーツの組み合わせでアイデアを生むストーリーを作り出す(人、場所、活動、動機)(P.113 8章)。オーディエンスからデータを収集するテクニックが多数載っておりHowToとしても使える。ただし、事例が日本向けではないのと文章が固く少し読みにくかった。オーディエンスを助ける翻訳を期待する。2013/04/09

そうとめ

0
要は、オーディエンスに即したストーリーを作成し、作成したストーリーを他者に分かるようにストーリーを用いて語ることが大事! ストーリーを作るためには、まず聞くこと: ... リアリーリスニング/アクティブリスニング ユーザエクスペリエンスの国際標準として、ISO9241-120が2010年に制定: ISO13407のユーザビリティの観点から、ユーザエクスペリエンスの観点に拡張 理解→記述→デザイン→評価 のサイクルを回すことが肝要 ノートにストーリーを書く: [1]「観察」「推測」「会話内容」をノート2012/04/02

ywatai

0
ユーザエクスペリエンス(UX)に従事する人向けに、UXの様々なシーンでストーリーを活用するための方法をといた本。前半はストーリーがどのように活用できるかについて、後半はよいストーリーの組み立て方について、解説されている。日頃無味乾燥な「ユースケース」を主に扱い、UXもストーリーも素人に近いプログラマの私には内容が高度すぎ、失敗だった。思うに、UXを専門としていて、さらに仕事の幅を広げたい人にはよい本なのかも。2012/02/28

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