出版社内容情報
神社参拝とゆかりのある味を楽しみながら悠久の時に想いを馳せよう。全国62選。神社と食の深い関係を紹介するガイド本。
本書は、専門紙「神社新報」に連載中の好評コラム「鳥居のそばのオツな味」をまとめ1冊にまとめたものとなります。
北は北海道から南は沖縄まで、全国厳選63神社とそこで味わえる名物や美味しいものを紹介する今までありそうでなかったガイドブック。
有名な伊勢神宮の赤福餅や神田明神の甘酒はもちろん、明治神宮のあんこクロワッサンや沖縄普天間宮(タコライス)などお参りのついでに立ち寄って味わえるご当地グルメも多数収録しています。
その神社の成り立ちと食の関わりを1神社見開き1ページないし2ページで説明。見やすい作りとなっています。
内容説明
神社めぐりが楽しくなる、神社と食の深い関係を紹介した今までにないガイドブック!全国63社厳選。
目次
北海道・東北エリア
関東エリア
中部エリア
近畿エリア
中国・四国エリア
九州・沖縄エリア
著者等紹介
松本滋[マツモトシゲル]
昭和36年神戸市生まれ。昭和60年国学院大学文学部神道学科卒業の後、株式会社神社新報社入社。以来、記者として全国の神社を取材。平成14年には国学院大学大学院であらためて神道学を専攻し、博士課程前期を修了。現在、伊勢の神宮の広報誌『瑞垣』にも、「神々と食物」を連載している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
93
読友さんの"食いしんにはドンピシャな内容"というレビューを拝見して、これは私にもドンピシャと手に取りました。全国の有名神社とその参道や土地の名物な食べ物を紹介してくれています。古くからお祭りの後や参拝した後に直会(なおらい)と称して、神様への供え物を分けて戴き、神様と共に食事することで一体になるという風習があります。神田明神の甘酒、太宰府天満宮の梅ヶ枝餅、伊勢神宮の赤福など超定番な名物から伏見稲荷のスズメ焼きなどちょっと躊躇する名物も紹介されています。東京版ないしは関東版があったら嬉しいと思います。2023/07/27
ヒデミン@もも
52
読み友さん、ご紹介。伊勢神宮は赤福餅。熱田神宮はひつまぶし。神田神社は甘酒。と鉄板物も多いが、明治神宮はあんこクロワッサンなの!? 2016/12/01
よこたん
43
“今度〇〇神社に参拝しますが、何か美味しいものはありますか” 「神社新報」連載。神職や総代さんも、考えることは私達と同じと嬉しくなる。はやる気持ちをぐっと抑えて、まずは参拝。そして、何食べよう。せっかく来たのだからと財布の紐も緩むよね。お食事あり、甘味あり、その土地の自慢の味を堪能したい。鶴岡八幡宮(神奈川)、住吉大社(大阪)の特別参拝のお下がりの甘味が気になる。普通にお参りなら出会えないもの。伊勢の神宮(三重)の赤福、太宰府天満宮(福岡)の梅ヶ枝餅、伏見稲荷(京都)の雀の姿焼きには、思い出がいっぱい。2023/08/19
たまきら
40
神社のガイドブックは数あれど、神社の説明の次に名物料理が来る本はめったにないと思うんです。食いしん坊の私にはドンピシャな内容なので、楽しく読みました。氏神様の総本山である香取神宮の草だんごは、夫が神社の仲間と参拝した時にお土産で買ってきてくれたなあ…とか、そうそう、伏見稲荷様で食べたスズメ、お店の方がベトナムから来たって言ってたなあ…といただいているものも結構多くてウキウキ。萱津神社の香の物祭りは大変興味深く、ぜひ一度行ってみたい…って、どこも素晴らしいので行きたいところが増えちゃいました。2023/07/18
ナディ
16
なかなかお腹が空く本。全国津々浦々にある神社の近くにある料理やお菓子を知ることができた。赤福!梅ヶ枝餅!ああ、食べたい。いや、その前にお詣りか。2015/09/26