内容説明
南西諸島を除く日本国内で見ることができるホタル9種類の解説をはじめ、ホタルを取り巻く現状の問題点などにも言及。
目次
第1章 日本産ホタル9種類の概要
第2章 ホタルの風景
第3章 ゲンジボタルの一生
第4章 カワニナについて
第5章 ホタルは里山の結晶である
付録1 ホタルの風景写真の撮り方
付録2 世界のホタルの分類と種類
著者等紹介
古河義仁[フルカワヨシヒト]
東京ゲンジボタル研究所代表、日本ホタルの会理事、内閣府認証NPOホタルの会常務理事。ホタルの生態や生息環境を40年近く研究し、その保護・保全に努めている。また、ホタルをはじめとする様々な生き物が生息できる自然環境の復元にも力を入れ、全国で指導、講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クサバナリスト
9
NHK『視点論点』で著者を観て読んだ。ホタル生息環境を餌となるカワニナをもとに統計的計測をしているのも興味深い。ホタルビジネスの問題点指摘や、ホタル乱獲問題など知らなかったものもあった。2016/06/19
ハルマル
4
幼虫や卵も光るのか!蛍の美しさを娯楽にしちゃいかんと、考え直す。水中、湿地、土、森、水際と、様々な環境が整って育つ生命。2020/01/30
こーめー
2
ホタルに興味のある人が初めて読む本としては良いと思います! 説明が丁寧で写真も多いですし、なによりその写真がキレイ!!!2016/02/06