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内容説明
かねてより議論されていた「石油資源の枯渇」に加え、「地球の温暖化」「産油国の政情不安」「世界的な石油需給バランスの逼迫」「原子力エネルギーの安全性」などの問題が浮上してきています。エネルギーはかつてのような「当然のようにそこにあり、自由に使える」時代ではなくなりつつあります。こうした状況の中、注目を集めているのが、「新エネルギー」と呼ばれるエネルギー群。自然エネルギーを積極的に利用していくこれらの技術は、環境・エネルギー問題解決の手段として世界的な研究開発が進むだけでなく、「グリーン・ニューディール」と呼ばれる、地球温暖化対策の中で経済活性化、大規模な雇用を生み出していく機会としても期待されています。本書では、非常に幅広い分野に及ぶこの「新エネルギー」について、その考え方から具体的な技術の内容、課題に至るまでをイラストと平易な文章で詳細に解説。変わりゆく技術や最新動向までも織り込んだ、新エネルギーの現在と今後を考えるのに必読の1冊。
目次
総論編 エネルギーの現状と展望
第1部 自然エネルギー
第2部 バイオマスエネルギー
第3部 廃棄物のエネルギー
第4部 化石燃料の新利用形態
第5部 エネルギー利用の新技術
全体総括 新エネルギー社会への展望