内容説明
ファイバーモデルの理論から解析法、さらに座屈解析について解説。ファイバーモデル自体は材料非線形性を扱う手法ですが、本書では幾何学的非線形性も考慮し弾塑性有限変位解析についても詳述しています。これらについてはより理解を深めることができるよう解析例を通して具体的に解説している。
目次
1章 ファイバーモデルとは
2章 ファイバーモデルの理論
3章 橋脚の弾塑性有限変位解析
4章 ファイバーモデルの適用限界とシェル要素
5章 柱部材の耐荷力解析
6章 トラス構造の弾塑性有限変位解析
7章 地震応答解析の方法
8章 トラス橋の地震応答解析
9章 ファイバーモデルを活用した今後の展開
付録 ファイバーモデルによる弾塑性有限変位解析ソフトウェアEERC/Fiberの使用要領
著者等紹介
野中哲也[ノナカテツヤ]
1982年芝浦工業大学工学部機械工学第二学科卒業。1982年日本電気株式会社汎用アプリケーション事業部サイエンス技術部勤務。1994年ヤマト設計株式会社企画開発部勤務。2003年名古屋大学大学院博士(工学)取得。2003年宮崎大学客員教授。2006年宮崎大学発ベンチャー企業。株式会社地震工学研究開発センター勤務
吉野廣一[ヨシノヒロイチ]
1972年名古屋工業大学工学部機械工学科卒業。1972年株式会社日本総合研究所サイエンス事業部エンジニアリング部勤務。2005年株式会社耐震解析研究所勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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