目次
建築とテクノロジー一九五〇(対話一;対話二;対話三)
著者等紹介
小林克弘[コバヤシカツヒロ]
1955年福井県生まれ。1977年東京大学工学部建築学科卒業。1985年東京大学大学院博士課程修了、工学博士。1986年東京都立大学工学部建築学科講師。1988年東京都立大学工学部建築学科助教授。1998年東京都立大学大学院工学研究科建築学専攻教授。現在、首都大学東京大学院都市環境科学研究科建築学域教授。主な建築作品に、新潟みなとトンネル立坑、東京都有明清掃工場、オーベルジュ・ル・クロワートル、トトロ幼稚舎。BCS賞、日本建築学会奨励賞、多くの設計競技で上位入賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かっぱ
14
【図書館本】建築の専門は全くの門外漢ですが、インタヴューから建築家の思想が分かっておもしろかったです。建築家って哲学書を好んで読むようですね。ただ常に建築とは何かを考え続けている人なのだと。ミースの言葉「時代を変えたいとは思わない。時代を表現したいのだ。本当に必要なことはどのような材料を用いて、いかに建てるかということだ」にその哲学が集約されているように思えました。2014/04/26
Zy
0
我々建築家は特殊な立場にある。 我々は時代を表現せねばならず、時代の中で建てねばならない。結局のところ、建築は文明の表現でしかあり得ないと、私は真に信じている。 ミースの提出した3つのモデル ⑴小・中規模の1、2階のパビリオン ⑵水平に広がる半透明のホール ⑶積層する床で作られる高層建築や摩天楼 問題は、モニュメンタルであることと構造的なことであった。2017/10/07
パングル
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2009年(平成21).12.20初版 真理を探求する彼の姿勢から学ぶことが多い。 2020/06/06